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【厳戒態勢】リアルな展示会

社会 経済

今日は本当に久しぶりに東京ビッグサイトの展示会に足を運びました。

まさかのコロナでリアルの展示会はピンチと聞いていましたが、実際に訪問してみた感触をお伝えします。

展示会は商談のための情報ハブ

企業活動や業界も本当に多種多様ですが、事業活動、とりわけ販売活動において展示会の役割は大きいものがあります。

主な理由としては、今でこそオンライン・オフラインの区別をするようになりましたが、その中でのオフライン、つまり生身の人間同士が物理的に面会する商談の機会として、展示会は大きな効果を上げることができる場です。

日本では製品や企業の宣伝の場としての性格が強く、特に工業製品などの実物の動作を実演するようなアプリケーションに向いています。
今日訪問した展示会はマーケティング関連だったのですが、ソフトウェアやアプリケーションなどの展示や、販促ツールとしての看板などまで展示されていました。

大半の出展社は予定とおりの出展をしていましたが、なかには感染予防の観点から出展を見合わせたところもあり、すっぽりとブースが空白になって張り紙だけしてあるというところも有りましたね。

 

新しい展示会場

東京ビッグサイトでは、昨年2019年7月に、新しく南展示棟が開業しました。たまたま私は初めて今日訪問することになりました。

りんかい線の国際展示場駅、またはゆりかもめの東京ビッグサイト駅(旧 国際展示場正門駅)から徒歩で数分で着きます。
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この建物の真下あたりを右の方に行くと南展示棟に続く、ちょっと洒落た空間ができていました。

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なにやら空港の搭乗口に続くような通路で、動く歩道が装備されてました。
右側は海ですので、ちょっとした海辺のホテルに居るような錯覚も?
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この廊下の行き着く先も空港のような印象ですね。
コロナ対策ということで、この辺から展示会運営サイドの厳戒態勢(のような感じ)が始まってました。
まずは、マスクの着用、体温計測、手指の消毒について、大きな看板・エンドレスのアナウンス・実際の消毒液・ゲートごとに体温測定者と警備員など、今まで全く不要と思われていた内容が、スタッフによりガッチリ運営されていました。bigsite
撮影はできなかったのですが、セミナー会場には500席とか1000席とかが並べられいているものの、隣と前後は座れないようにテープでブロックされていましたので、広大なスペースにポツポツと座るという感じでした。スペース効率最悪ですが、受講する方としては快適です。

コンビニ休業中

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いろんな議論や事情が合ったでしょうね。コンビニは休業中で、レストランが離れたところに営業中ということでした。
コンビニでランチは済ませるつもりで来たんですが、展示スペースの奥で牛丼販売があったので、すかさずワンコインランチ。
寂しい絵かもしれませんが、広々と仮設テーブルを十分に用意してくれていて、結果理想のランチとなりました。オススメです。

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今後、そして来年が気になる

bigsite実は東京ビッグサイトは、2020東京オリンピックのプレスセンターとして使うため、通常の展示会としては基本使えないよう予定されていました。

コロナで延期になったため一部使えてるということなんでしょうけど、それはそれで以前の超密な来場者を迎えるようなスタイルに戻るワケも無い気がします。

さらに来年2021年も報道関係者のために使われるという計画が発表されているため、展示会業界では署名運動も始まっています。
展示会業界、そして展示会そのものの位置づけが大きく変えられてしまうようなご時世になっていると、少々体感できてしまった日となりました。

※以下、おまけレポートです(YT動画)
https://youtu.be/EWYkqz_K7dY