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自炊を趣味にすれば

生活

皆さん、自炊してますか?

とくに議論してるわけでもないんですが、この話題は何年経っても結論というかこれだという答が全く見つからないで、堂々巡りしているんですが、最近は自炊は趣味の一つにしたら良いんじゃないかという、一つの結論に達しました。コストの事を言いだしたらメリットが無いからです。

しばし、自炊野郎のたわごとに、しばしお付き合いいただければありがたいです。

自炊って?目的は?

bento
全世界共通して人は毎日のように食べないと生活できない、なんてことは当たり前すぎる話ですが、良く話題になるのは美味しさと値段のハナシ。

普段は自炊でコストを押さえ、たまには外食で美味しいものをたべて贅沢しようというストーリーはよくある会話ですね。

でもその何が自炊でそれ以外は外食?とか考えると境目が微妙になってきてると思いませんか?

自炊ひとつとっても、都会型で売られているものを購入した時点で加工済みだったものを、持ち帰ってそのまま食べるのは自炊と言えるか微妙ですね。外食の手前ということで中食(ちゅうしょく、または、ちゅうじき)と言ったりします。

毎日の食事は人の生活に超密着しているだけあって、その語源は江戸時代にはすでに中食という単語は確認されているらしいです。

私は昭和の人間ですから、女性は結婚して家庭に入って自炊、つまり食事係としての作業を行うために花嫁修業をして主人(夫)の行いを支えるべし、というような文化が有ることは知っていますが、どうも今の時代には合うとは到底思えないので、無視で良いと思います。

そういう文化を背負う人は、スーパーやコンビニで買ってきた惣菜パックをそのまま食卓に並べるのは、調理を伴っていないので自炊でない!と言い張るわけですが、まぁだいぶ減ってきたと思います。

日本での世帯あたりの人数を見てみると、令和に入った時あたりで一人暮らし世帯約20%、2人世帯約40%と増え続けています。
少ない人数のためにわざわざ凝った食事を手間かけて作るという割の悪さから、毎日の家庭での食文化がどんどん変わってきているからだと思われます。

自炊という作業を趣味にする

cooking家庭では、趣味でケーキやクッキーなどのお菓子作りをやっている層も厚いかと思います。ちなみにこれは自炊とか料理とか言いませんが、調理する動作としては同じと言えそうです。
ケーキは三度三度食べたり調理したりしないからでしょうか。お菓子は食事ではないから?どうも区切りがわからないし、区別するべきものでも無いようにも思えます。
なので、自炊できる道具と技を持っている人は、趣味のひとつとして料理するのが良いのではないかと思えるわけです。2人以上の家庭では、もし料理したいならやれば?という位置付けにしておけば、心情的にはハッピーなはずですよね。
とは言え自動的に腹は減りますから、材料を料理するか、買ってきたものをそのまま食べるかのどちらかになり、そうでなければ外出またはケータリングという、時間とかコストが掛かる手段が登場します。
時短メニューや、簡単にバエるメニューなどのコンテンツが流行るのもうなづけます。

趣味としての自炊コストは

meat 外食すると栄養バランスが悪くなるとか、高くつくとか言われることも多いですが、同じ激安メニューを大量に食べ続けるとかしなければ大丈夫だと思います。野菜を多く摂れる中華屋さんにはちょくちょくお世話になってますね。また

外食と自炊の境目は微妙になってきましたけが、外食が一般に自炊より高いと言われる理由は、店舗のコストと利益が価格に乗っているからです。

そのコストをかけても全世界的に外食ニーズが絶えないという、そもそもの理由があります。直接的な調理の手間=時間、高い調理技術の他に、メニュー考案から始まり、食材調達のコストと手間、調理の後の片付け、器具・空調・装飾・清掃などの店舗運営コストなどなど、超細かいことまでふくめてプロの対応をしてもらっているからですね。

自炊をするしないの判断はこれとの比較になりますが、自分で栽培・肥育・製造した食品を調達できる人は良いですが、その他の場合は店で販売されている食材料を自己調達するところにすでに工数がかかります。自宅の隣がスーパーだというようなケースなら良いですが、食材の買い物に年間何時間かけてますかね?私の場合ざっと計算して150時間くらいでしょうか。この時間を短縮・節約できるのであればそちらをとりたい心情です。

冷蔵庫は自炊のため?

foodshoppingそれに加えて結構意識していないのが、有って当たり前の冷蔵庫です。事あると大きめの冷蔵庫がほしいなんて話になりがちですが、身の丈に有った在庫にとどめておかないと、廃棄食材の嵐になります。まったくなにも食材を捨てない週はなかなか無いですね。冷蔵庫は小さい方が良いと最近とみに思います。さすがに冷蔵庫廃止となると、食べたい時まで保存しておけないものは捨てることになるので困るかなとは思います。

ただ不思議なのは、大きい冷蔵庫の方が消費電力量は少ないという傾向があり、下手に小型冷蔵庫を置いておくと、たいして量が入らないばかりか電気代ばっかり食うということにもあり得ます。

あと廃棄コストも無視できないですね。買った食品を家に持って帰って帰るのに包装がゼロということはまず無いですから、食べた分だけ廃棄包材が増えるわけです。生ゴミもでます。調理にはもちろん、皿洗いのための水の消費も相当なものですし、洗剤使って環境負荷上がるし。考え出したらすべてのことが少しづつ手間とコストがかかります。

インスタントラーメンを始めとした常温保存食品も一定量常備していますが、これらの利点はともかく安いこと、マイナスポイントとしては栄養が偏りやすいことでしょうか。これも技でカバーできれば問題ないのですが、他の食材を調達しておかなくてはならないことにかわりはありません。

こう考えると、食べる限りどこかでコストは掛かるのだから、スタイルに合わせて外食でも自炊でもその時のベストを選べばいいし、自炊するなら趣味にすればコストのしばりとか義務感からは開放されると思います。

前に料理をちゃんと教室で習ったことが一度有るのですが、基本から応用まで目からウロコでした。今でも見た目も良く美味しい料理をレシピ通りに作ったりしてます。年に数度の趣味なので、結構なコストと労力が掛かることは気になりません。毎日継続は、無理ですww

自炊での冷凍食品の優秀さ

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余談になるかもですが、ここらへんを総合しておすすめしたいのは、最近とみにおいしくなった冷凍食品の比率を上げることです。電子レンジだけは必需品ですが。

これも昔は、「冷凍食品で済ませる気か!」なんて言うセリフがドラマで聞かれましたが、旨くていまや逆に贅沢品と感じますね。プロが作ったものが、最新の冷凍技術と流通で、食べるときにも作りたてに激近いです。野菜豊富で栄養バランス良いものも増えたと思います。

特におすすめはチャーハンです。素人が持っていない技術がふんだんに詰められていることが、食感からも伝わってきます。
あとお好み焼きとかパスタ、ラーメンやパンケーキまでかなりリアルだと思いますね。
家庭向け冷凍食品は、調理・片付けの時間が大幅短縮可能なのもおすすめポイントですね。

メニューとしての完成品の場合、グラムあたりの値段は高めだと感じることも多いのですが、材料を別々に買って廃棄も考えたりすると冷凍品は往々にしてトータルで安いと言えるんじゃないでしょうかね。

ウチの生活パターンでいけば、次に買う冷蔵庫は冷凍室が大きめなのをと考えています。たとえば200L以下クラスで半分が冷凍室なんていうモデルがありますね。廃棄食材をゼロにすれば、結果電気代くらいは帳消しにできるのかと予想しています。

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ツインバードの冷蔵庫 冷凍室がこの小型クラスで73リットル

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