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3密回避ならアウトドアへ

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1年前には無かったと思われる3密という単語。

感染症予防を生活に染み込ますためには、なかなかわかりやすい言葉だと思います。

数ヶ月この言葉に寄り添ってきたものの、これから一体どう考えて行動していったら良いもんでしょうか。

 

3密の持つ意味

三密

3密は総理大臣官邸・厚生労働省が標語として日本国民に向け発信した言葉で、3つの密が正式?名称らしいです。

いずれにせよ、密閉・密集・密接がよろしくないということは、すぐになんとなく伝わってきます。

でもあまりにもわれわれの社会生活の中で状況の組み合わせが無限に存在するので、実際にどう行動したらいいのかはその時の状況に応じて、皆で考えてくださいというスタンスですね。

各個人が住んでいる環境の1人から数人までの環境と、会社などの数十人数百人規模、ライブイベントなどの数万人の環境とではあまりに違います。

その状況と、研究調査の結果いろいろと発表されている感染経路の理解を合わせて、3密回避の行動を致しましょうという感じでしょうか。

 

会社という3密発生場所

通勤電車数人のグループ、10数人の部門会議、100人程度の大会議など、今までであれば当然3密となるような会議が黙ってても発生するのが、会社の事業所という環境です。

コロナの話の何十年も前から、流感、インフルエンザと言った感染症の報告が、特に冬期に会社では繰り返し報告されています。
あと、毎日かよって当たり前とされる学校などもその典型でしょう。

考えてみれば、この繰り返しからは対策に落とし込めていなかったということですよね?

風邪の延長のインフルエンザ程度では、3密回避は特に必要でなかったという判断だったわけでしょうか。必要と「しなかった」か、必要だと「気が付かなかった」のか。

いずれにせよ、なにもしなければ、今で言う3密が感染を助長していたことは明らかだと思います。今となっては昔の結果を検証できないんですけどね。

 

3密回避の行動倫理

会議1

どちらかというと3密の言葉からは、だれでも見てわかる絵をもとに対策を考えていきましょう的なイメージです。

その延長では、運用面で今までに無かった新しい手法が次々と急速に導入されたりしました。

発熱時に出社しない、体調不調時に出社することを良しとしないなどに始まり、咳エチケット、マスクと消毒手順、正面着席禁止、時差出勤、在宅・リモートワークなどなど、

部門ごとに40%までの出社率に下げましょうなどという、その数値は一体どこから?的な指針も次々と出てきて、敵はウイルスなのでなかなかすぐに納得できないルールなども次々と。

こうなれば、そもそも会社に集まって事業活動を行うということ自体を根本から考える時になったんだと認識しますね。

 

3密でないリアル対面も必要

会議

一方、同じ場所に集まって意見交換をする方が、リモートで集まるよりも短時間で、かつ内容も充実したものになるという経験もしています。

意思決定やアイデア出しなどの場面では、IT通信手段をくぐり抜けられない何かが影響するという事を体験しているところです。正直、定量化できないですけど。

事業内容によるとは思いますが、設備や装置などが特に必要とされないとして、単純にパターン化するとしたら、

  • 定形業務:リアル事務所廃止 リモートのみで完結を前提に事業効率化のため
  • 定型業務以外:リアル事務所に集合して結果を出すための環境を会社で整備

となりません?

オフィスはピッカピカで何でも揃っている一等地のオフィスを、曜日でレンタル契約でもすればいいんじゃないですかね。

リアル集合のためには、通勤の満員電車は会社命令で乗車禁止にしたらいいと思います。はじめから時差通勤前提で。

都心部での自家用車・社用車で出勤も増えているそうですが、環境問題を言われれば長続きしないと思います。そうこうしているうちにMaaSで自

動運転の公共交通網になるかも知れません。考えてみれば自動車って、自動って書いてあるのにぜんぜん自動じゃなく、人的運転車なんですね。

 

3密からアウトドアへ

屋外イベント

都心の会社で出勤しないことによる人の心のケアを加えるとして、年に数回のアウトドアイベントを設けて自由参加にすればいかがでしょう。

非日常と3密回避の両得になるんじゃないかという単純発想です。

オフィス費用・定期代など通勤関連費用が浮いた分、福利厚生に回すのも手かと。

でもそもそもこういうことが続く世界となったら、定型業務はAIにとって代わられ事業効率が上がるものの雇用激減ということにもなり得るわけで、ホントこれからの経済活性化は、経営側・労働者側双方に求められる急激な変化に対応できるかどうかですね。ますますジョブ型雇用が進むんじゃないでしょうか。

個人的には、普段からアウトドアのような環境でリモートワーク、ごくたまに都会、のパターンで働きたいなどという絵をイメージしてますが、さて実現できるか。