インフルエンザが例年の4分の1
2020年の冬はいい年だったという論説を聞いた。え?ワクチンのまだ無い新型ウイルス蔓延のときなのに?
いやいや、毎年冬に流行する日本でのインフルエンザの罹患者数が例年の4分の1程度だということを言ってるんだそうです。もちろんこれによる死者も同様に少ないそうで。
たしかに職場で発表されたインフルエンザ罹患者数ですが、今年は相当少ない状況でした。
よく話に出るのは、手洗いうがいをきっちりやるようになったからなんじゃない?ということですが、それだけでそんなに減るんだったらもっと毎年やっとけばよかったのにとか言う話にもなり。手洗い率・うがい率とか、すごく検証しにくいとは思いますけど。
そんな中、先程首相とIOCとの間で1年程度延期が決定しましたね。一度決まったからにはそれに向けて具体的に動けるという人がいっぱいいると思います。
でもそれよりまずは、どうこの騒動を収められるかということが最高優先度でしょう。
よく仕事で会議とかやってると、横文字、カタカナ文字が多くなってきます。気がつけば2、30年前からいつもその傾向があるんで、なんでなのかちょっとみんなで考えてみた。
感覚的な理由としては、なんか新しい企画とか、文化とか、技術とかって、日本でコンセプトをゼロから作れたものがほとんど無いからなんじゃね?というところに落ち着いた。
逆に日本がゼロから創ったモノ・コトって世界で使われて用語ってのは、思いつくのはカイゼン、カワイイ、もったいない、マンガ、ラーメンとか。ま、ラーメンなどは、相当世界に誇れるマス文化(メニュー)になったのではないかと思います。
今回のウイルス関連では、やっぱり疫病に詳しい人達は関連技術用語として当時先進だった外国語から来た用語を日頃から使ってるんでしょうね。ニュースでも平気で使ってますが、やっぱり平時には馴染みがなく意味がよく伝わってないんじゃないかと思う用語が気になります。
オーバーシュートにならない対策としてクラスターには近づかないようにしましょう。都市ごとロックダウンしてしまっては困るので、、、みたいな事を言われても????となります。
他の分野ですでに使われている用語の意味やイメージからすると、今回使われている用語としての「オーバーシュート」は、爆発的感染拡大、ちょっと長いというなら感染爆発とか超感染とか激感染とか激増伝染とか?
株とかの世界で使われる用語の場合オーバーシュートは、投げ売りとか爆買いとかやりすぎの乱高下を表す意味で使うと思います。このところの相場がそんな感じなんじゃないでしょうかね。
クラスターは、感染中集団、集団感染、激感染集団など?
ロックダウンは、都市封鎖、大規模停止、物理閉鎖など?
それぞれどの単語をとっても、勉強した知識や慣れなどが揃わないとなかなかスッと意味が入ってこないものばかりと感じます。
仕事でも生活でも用語っていうのは、どこのどんな言葉を使えばいいのか、相当悩まされるもんですね。