PALOji*Walker ONCE-IN-A-LIFETIME

タバコに敏感になる

働き方 生活

日本で禁煙が進んだのはいつ頃からでしょうかね。
そういう私もタバコをやめてから相当な年月が過ぎました。

で、きょうは陽気も良いので窓を開けて家で過ごしてたら、どこからかタバコのにおいがかすかに流れてきます。
家族はそれがどうも気になるようです。ご時世柄か、敏感になってるんですね。

 

トノカバー

今日は、時間あるうちに、ヤフオクで車用の部品を出展しておきました。

考えてみればその昔に働いていた職場はごく普通の事務所だったのですが、タバコに限らずなかなか今では考えられない光景が毎日フツーに繰り広げられていました。たとえば、

  • 始業時間の30分ほど前に女性社員が給湯室に行き、社員全員の机を拭いて、人数分のお茶をいれる。
  • ほぼすべての机に置いてある灰皿の吸い殻を専用の缶に捨て、灰皿をキレイに拭く。
  • 喫煙室は無く、社内、ビル内、どこでも喫煙が可能だが、トイレではなるべく吸わないようにとのお達しが出ていたので、火を消すための灰皿がトイレにも有った。
  • 会議の前には、女性社員が前もって会議室に人数÷2個分くらいのきれいな灰皿を用意し、会議が終わったらそれらを片付ける。

とまぁ、これだけ挙げただけでも戦後モノクロ時代のドラマのような感じですが、いまの時代だとこんなことやったら裁判沙汰かもですね(笑)
それに、街中が吸い殻だらけでした。特にひどかった記憶が有るのが駅のホーム。

ホームから線路を覗き込むとそこには、まぁ無数の、ぜったいに線路の石の数より多い本数の吸い殻で埋め尽くされていましたから。
当時は掃除する人の身になって考えるってことは無かったわけでしょう。

関係ないですが、トイレもタンク式じゃなかったです。つまり、人の身から出たものも紙も、そのまま線路に置き去りというわけで。
タンク式になって衛生的になりよかったです。これまた当たり前過ぎますが。

話を戻して、どうしてタバコの話を書いてるかと言うと、緊急事態宣言下の外出自粛でともかくみんな努めて自宅にこもっているわけで、喫煙する人は自宅で吸うわけです。外に出ても歩きタバコできないし、カフェも閉まってるとこ多いし、開いてても超密状態だったりするし。吸いたい人は大変でしょうね。

ただでさえ皆ストレス溜まってるのに、ちょっとしたことで家庭内でヒンシュクを買ったりして、ベランダで吸ったり、本数多くなったり、外階段で吸ったりすることになり、タバコのニオイが流れてくることが増えていると思います。

さらに喫煙人口減って、非喫煙者の鼻がタバコに敏感になっている実感もあります。

歩きタバコしてるだけで条例違反になることが多く、このまえ前方を歩いてる人が歩きタバコしててケムイなーと思ってたら、前方から来てすれ違うじいさまに結構でかい声で注意されてたりしました。

それと、あとなかなか禁煙が続かない人のための技術も進歩してきてますね。
同僚は会社の「福利厚生プログラム」の中の禁煙プログラムでやめられた一人です。タバコが超まずくなるような仕組みなんだそうです。

タバコ一つとっても、その法律・マナー・ルール・技術作るのは人なんだなーと、改めて思い直した日でした。