温暖化にブレーキかかる
外出自粛の生活が続いていますが、必然的に食料の調達など不要でない行動は制限されていません。
マズローの第一段階の生理的欲求については、やっぱり優先度はだれも低いとは言えないわけで、このコロナ蔓延では第二段階の安全欲求の半分くらいがいま制限されちゃってる最中という考え方で良いんでしょうかね?
というわけで、制限されない外出としてスーパーに食料買い出しに行くのも、私は週に1,2度そーっと歩いて通ったりしているわけです。
もちろん個人の用事のための外出だけではなく、自粛がすべてに影響し、それが世界中で同時に短期間のうちに行われ、経済活動が一気に低下したということは地球上の歴史では無かったと想像します。
人や物の移動速度もさることながら、情報の移動速度が強烈に上がったことが原因でしょう。
大昔の情報伝播速度だったらどうなってたんでしょうか。想像しただけでも恐ろしいですね。
知らぬが仏じゃないですけど、ぜんぜんみんな恐ろしさを感じずに、のほほんとできてたかもしれませんね。
今回、中国駐在の人から早期に伝わってきたんですが、なにやら自粛で街の空気がキレイという情報がありました。
PM2.5や有害ガスが工場などから排出される影響で、慢性的に中国の都市の空はどんより曇ったままなのが普通になっていましたが、ハッキリ感じてわかるくらい急速に改善されていったそうです。
また、各方面から汚染の数値や濃度分布の画像が発表されているのを見る限り、日本に飛んでくる微粒子濃度も一気に下がったり、地球温暖化のスピードにもブレーキがかかっているとのこと。
人が作り出した大量生産大量消費の仕組みが、確実に地球環境に影響しているということが、やっぱり明らかになってしまったということかと思います。
身近なところではクルマでの走行自粛の影響で、騒音が減ってると感じるし、空気も幾分キレイな「感じ」がしています。各自外出自粛したら地球環境がよくなるのか〜。
実際ガソリン代は去年の10分の1も使ってないしなぁ。この際EVにする?といったところで化石燃料で作った電気じゃ同じだしなぁ。
太陽光と風量発電で作った電気で一生暮らす?そのための投資、土地も設備も必要だしちょっと無理か。
住むのは薪とランプ生活、そしてバイオトイレでもいけるかもしれないけど、移動はちょっとEVくらいほしいところ。
アフターコロナの世界、どう行動・生活していったらいいのかホント考えさせられるところですね。