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生活を楽しむために競争力つけなきゃ

投稿日:2020/06/17

世界競争力ランキング2020年版というのが、スイスのIMDという研究調査機関から発行されました。リンク

 

国際競争力

国際競争力を世界の各国ごとに計測しますが、判断基準は以下の4つで判断されます。

  • 経済のパフォーマンス
  • 政府の効率性
  • ビジネスの効率性
  • インフラ

(画像クリックで拡大)世界競争力ランキング2020

世界競争力ランキング2020

世界競争力ランキング2020
出所:IMD

 

2020年版での日本の順位はなんと4ランク下落の34位。毎年順位を落とし続けている模様です。

1位は昨年に続きシンガポール。さすがです。面積極小の国が、国際競争で1番なんですね。出張で何回か訪問の機会がありましたが、肌感覚でもそんな気がします。

私が印象に残った国としては、アメリカと中国が順位を下げていること、台湾・韓国が順位を大きく上げたこと、エストニアやキプロスも順位を上げて日本を超えているところでしょうか。

これから将来に向けて日本での生活を楽しく盛り上げていくためには、この国際競争力の順位を上げていくということを、一つの目標や指標にしてもいいんじゃないかと思っています。

私自身サラリーマンとして注目したいのは、やっぱり身近なビジネスの効率性のところです。

コロナ騒動を契機として、大いに反省すべき内容が身近に発掘されてきた部分ですね。

 

身近に問題多い

紙とハンコ世界を対象にして壮大なランキングの話をしているのに、なんともローカルな話になってしまいますが、私の職場で最近起こったことで問題提起を少々。

今後の働き方改革、そしてBCP(事業継続計画)の一環としても、在宅勤務を標準とした体制の整備をしようという計画が始まりました。

ともあれ装備が無いと始まらないので、各自がオフィスで使っているPCをモバイルにして、出先でも自宅でも事務所でも、シームレスに業務を行えるようにしようというわけです。

会議や資料作成などなら、道具がそろえばすぐにでも可能になるんですが、問題は紙とハンコです。これを電子化するにはシステムを新規に導入する必要があります。

さらに、業務を流すための専用システムが多数稼働中で、長年にわたって継ぎ足してしのいできたこれらシステムは、会社のオフィスという物理的な部屋で作業することしかできない作りにしてしまっています。

この辺を一気に新しくしようとすると、相当な出費と労力がかかることは目に見えているんですが、まぁやるしかないので、やれるところから進めようということになりました。

 

目に見えることにとらわれる

ここまでは良かったんですが、作業、業務、そしてもっと考えを進めると「事業」を進めるためにどうするのかという課題を話している横で、労務管理も大事だということがクローズアップされてきました。ブラック企業にならないためにも労務管理は大事ですから。

この話になると、なぜかいきなり多くが旧態依然の考えを強調するようになります。例えば、

  • 1日7.5時間の勤務時間について、勤務したとみなす条件は、オフィスでログインして作業をした時間で管理する。
  • フレックス勤務ではコアタイムが設定されているので、この時間帯は外部からの電話やFaxでの応答は義務であるため、社員常駐体制を敷く。
  • 報告・打合・戦略立案などの会議を、オフィスの会議室で一堂に会して行う。

など、目に見える形式やモノ、手続き論や習慣、はたまた面と向かって話をしないとシマらないからね、などという精神論までちらほら出てきます。

さらに、得意先のやりかたに対応することが必須なので、無理に新しい手法に変更するべきではないという主張も。

日本の会社あるある、だと思いませんか?

ここで決定的に欠けているのは、結果に対する検証やコミットが無いことです。事業効率や業務効率が低いままなんです。

 

時間で管理するって

clock効率を測るなら、単位時間あたりにどれだけの成果が出せたかと、いくら利益が出せたか、経験値がどれだけ上がったか、という指標が重要で、その検証をして次の改善につなげる必要があります。そのサイクルを以下に短く回すかも超重要です。

たとえばどんなに効率を上げても、その係の人たちが残業続きでないと処理しきれないのなら、それは追加投資が必要と判断しなければならないです。

それもできないなら、事業構造変革か、撤退か、なにか考えるべきです。

また、社員間で共有している行動予定表はオンラインで誰でも見れるようになっているのですが、よく見る予定の内容は、「外出」ですね。

事務所に居ないと会話ができないという時代もありました。ケータイも無かったので。その時のクセがそのまま残ってるからなんでしょうかね。

外出中なのでメールでアポイントを申し込んでおこう、明日には返事が来るかな、なんてことを平気でやってます。スケジューリングだけで数日かかるなんてことも。

 

電話やめましょ

office phone

また、電話という、番号を入れればあたりまえに相手と通話できる設備をビジネスでは何の疑問も無く使っていますが、人の時間を奪う最たるものだということを認識しなければ、労働生産性は上がりません。基本1対1の会話だということも非効率な場合多しです。それからメール送りましたの電話とか、電話しましたのメールとか、非効率を通り越してワケわからんですよね。

では電子メールを使ってやり取りすることが効率的かと言うと、社内調整や、社内外・大小の共同作業などはSlackのようなビジネスに特化してきたチャットを使ったほうがよっぽど効率的かと思います。Larkのように全部入りのサービスも有り、事業効率を上げるためにも、使わない手は無いかと思います。

対外的に証拠を残すためとかならメールもいいんですが、社内コミュニケーションはやっぱり効率重視といきたいところですよね。

1対1で会話したほうが効率が高く、かつ記録に残す必要が無いなら従来の電話を使っても良い。それ以外なら、オンラインツール、でいきましょう。

例えばGoogle Meetを電話のように使う方法などは結構知らない人も多いので、基礎レクチャーが急務です。

 

無理やりまとめてみます

事業効率アップのためのポイントとしてはこんな感じで提案したいところです。

  • 社員全員、在宅勤務も含めて勤務時間と場所は自由。すべてバーチャル空間が基本となる。
  • 報酬は、職種と成果で評価する。雇用はジョブ型とし、全社員時間管理そのものを無くす。
  • 効率化して浮いた時間は、個人が自由に使える(って、当たり前ですが)。
  • 浮いた事務所コストと通勤コストは、リモートワークコストとして社員に一部還元する。
  • これらを可能とするために、ITシステムや人事システムに投資・整備する。

すでに全部実現している会社も有るかと思いますが、こちらは全部まだ実現してませんので、ここらが議論の場ですし、近々の目標としたいところです。

これをスタートポイントとして、おそらく噴出するいろんな問題点を片付けていったらいいかもですね。

P.S.

ビジネスシーンが寂しくデジタルになる分、日が十分明るいうちにみんな仕事を終えて、1日の後半アナログライフを楽しみましょ!

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