いよいよ仮想が現実に?【コンタクト型スマートグラス】
前に少々書いたりしましたが、O2OとかOMOとか、オンラインとオフラインの境目の話は尽きませんね。
すごい未来か!と思えるようなことが、このごろ次々に現実になってきてる感じがしてますが、コンタクト型スマートグラスの登場には驚きました。
コンタクト型で網膜に直接投影
米国Mojo Vision社が開発したコンタクトレンズ型の次世代ディスプレイを、日本のメニコン社と共同で開発して実用化を目指すとの記事がありました。すごい! (関係ないですが、このサイトのwebサイトとしてのできばえもスゴい)
人間の5感の中で、視覚に訴える入出力機器は多いものの、さすがに目に直接つけるものは難しいと思ってましたが、ついにここまで来ましたか。
VR(バーチャル・リアリティ)やAR(拡張現実)用のディスプレイというと、VRゴーグル(こんな感じ)とか、スマートグラス(こんな感じ)をイメージします。
こういう形態だと、どうしても体との一体感とか、投影した時の没入感に限界があるとか、頭からすっぽりかぶって目の前にあるスクリーンを見るというのがそもそも重いとかじゃまとかいう意見も聞こえていました。
スマートグラスと言えば、PC持ち歩けない工事現場の人が装着するような、特殊用途イメージがあったもんです。
このコンタクトレンズ型のディスプレイが実用できるとなると、世界中の人を対象とした用途開発が見込めそうです。もしかしたら机の上に置くディスプレイは要らなくなるのかも?と思わせる内容です。
映像デバイスを超えた展開
昔よくこんな事ができたら良いなの未来デバイスでたとえられていたのが、腕時計型トランシーバーでした。これはもう実現しちゃいましたね。
まさかの壁掛けテレビは、生活の中で超アタリマエになりました。空飛ぶじゅうたんは、もしかして大型ドローンでもうすぐ実用化?
クルマの自動運転なんかありえないとか、ほんのちょっと前に言ってたような気がしますが、すでに市販中。
あとは瞬間移動とかタイムマシンとか言うことになりますが、その手前にVR、AR、MR、SRあたりの世界が展開されることにはなるだろうなと思っていました。
人間のセンサーである網膜に直接画像データを投影するのは、発想は有ったけど無理なんだと思ってましたが、可能なんですね。これが実用化されたら、医療用途だけではなく、エンターテイメントや働く現場など、無限に用途が広がりそうで楽しみです。
人の存在はどうなる
ここまで来ると、視覚や聴覚、さらに嗅覚や触覚をつかさどるセンサーのつながっている先、つまり神経そのものに装着するデバイスが開発されてくるんのではないかとも想像します。
人間という存在そのものがどうなっていくのかが、楽しみでもあり恐くもあり、って感じですかね。
行ってもいない所に、実際に行ったような感覚が得られるとか、リモート会議どころか同じところで実際に話しているようなレベルで実際は別の場所だとかが可能になるってことですよね?
5Gの通信がそろそろ定着してくると、低遅延がもたらすリアル度アップで生活が変わる人も出てくるでしょう。6G以降は無遅延?ですかね???そうなると、バーチャルに目の前に居る人達とバンドのセッションができるようになるということですかね?
5感が全部リアルになると、あとは時空だけですね。時間を超えることはおそらく光速移動できるかどうかの話?
すでにこの手の技術が全部確立された時代に生まれてきた人は、リアルにも生きられるし、フルサイボーグ仕様に改造も安価でできるとかなったら、SFがリアルになるわけですよね。
たった一つのリリースに反応し過ぎなのは承知なのですwww
でもなんか、こういうニュースがきっかけとなって、技術開発の加速度がむちゃくちゃ上がるんじゃないかと思った次第です。
網膜ディスプレイ、早く実用化になるといいですね。買いたい!