満員電車を撲滅して、それから、、
いつも壮大な語りのホリエモンがYouTubeのチャネルで、めずらしく身近な話題に触れてくれてましたね。
を出版とのこと。誰も歓迎しない満員電車を無くしましょうということですね。大賛成です。
出版される目次を見ただけでも多くの政策を提言されているのって、このタイミングにハマりすぎですね。
通勤ラッシュは乗る人も鉄道会社も大損
もう一体何年この通勤電車の地獄で消耗してきたかと思うと、今後は本当に解消してほしいと思います。
大都市が抱える交通や生活の問題を一気に解決するアイデアだと思いますので、真剣に社会インフラ整備の力がある人にはお願いしたい。
ピークタイムの運賃を高くするのは、私も昔から導入してもらいたいと思っていました。
2階建ての車両やプラットホームを建設するなどのハードウェア、つまり都市インフラにも相当する設備投資は、費用面でも多額になるだけでなく、将来の変化に対応することが難しいのでもう大都会ではやらないほうがいいのではないかと思えています。
今回の自粛の経験からいけば、そもそも典型的な都心のオフィスワーカーは毎朝始業時間を漫然と決められていて、不要不急の出社という物理移動をさせられてきたことに気がつけたということですよね。
であるならばソフト面、つまり企業の運営方法を変えて働き方や生き方までも新しくすることにより、都市インフラの使い方を工夫するほうが良いでしょう。
ダイナミックプライシングやりましょうよ
若干ハードの変更という意味では、Suicaなど、IOTを使ってダイナミックに課金する仕組みを導入することは難しくないはずですよね。
時間帯で区切るのではなく、5分とか10分単位で載っている路線の「混雑度」が算出され、混んでいる時に乗車していた人は最大3倍の運賃に跳ね上がるなとかなら、ものすごくアタマを使って自分の行動は不要不急ではないかとか考えるようになるんじゃないですかね。
今でもオフピーク通勤を推奨するようなポスターがいっぱい貼られてますけど、これは鉄道会社側が悲鳴をあげているということでしょう。
国を動かしている偉い人達は満員電車になんか乗らない人も多いでしょうし、大企業のトップなどもそうでしょう。そういう層の人たちが現場の苦労を知った上で方針を打ち出して、、ルールを変えてくれるだけで、莫大な金額と人の心のマイナス分が解消される可能性ありだと思っています。
地方創生で経済効果だしましょうよ
この機会にもうひとつ思い出したのは、感染症の患者数や罹患率を見ても、大都市密集状態ということが、根本的な大きな問題であるとわかってしまいました。今まで言っていただけで事実上進んでいなかった、地方創生を本気でやるべき時が来ていると思えます。
国策政治が入り込みすぎると自由度が下がるということは否めませんが、経済を支えている企業側の論理としては、大都市に集っていたほうが経営や市場の重要部分に近いということから、大都市集中型、特に日本では東京一極集中が進んでしまっているわけです。
その結果疫学的リスクが非常に高く、多くの人数を東京に集中させて経営すること自体、BCP面でもコスト面でもリスキーだと言い切っていいと思います。
もちろんそれには常在リスクの自然災害が常時存在し続けています。
何か大災害が起きた場合の、対処・リカバリーのしやすさから考えれば、地方創生を促進するような政策を進めるべきだと思います。
素人のアイデアの域ではありますが、人口密度税とか設定してはどうでしょうか。
道州制なども導入し、全国の市町村の実情も組み合わせて、最後に人口密度を掛けた金額を住民税とする。
人口密度が高い自治体内に住んだり事業所を置くと非常に住民税や法人税が高くなり、高くした分平均以下のところでは減税になるとか。
各種ビッグデータをAIにかけて計算させ、毎年その係数が居住区域ごとに自動変更されていけば、その傾向からどこの地域に住むべきかを皆真剣に考えそう。
そして、移転という物理移動が大規模に実現すれば、結果として皆が分散傾向になっていく。移転後の人や物のの往来も増え、内需増加、なんてストーリーが描けないもんですかねぇ。
住民票だけ置いて居住の実績がない人の対策は必要かもしれませんが、GPSとか使って算出ですかね。それと移住先で利益創生して自治体が増税になった分は、各自各社が生んだ金額に応じて報奨金としてキャッシュバック減税とか?
大規模な設備産業であっても、地方に移転すれば大幅減税、その財源は密度の高い自治体でそのまま継続している企業に対する増税でまかなう、など。
シムシティみたいな世界と混同しているでしょと言われそうですが、必要なら近い将来VR出勤とかも実現したりして。
密度税、なんとか実現できないもんですかねぇ。