PALOji*Walker ONCE-IN-A-LIFETIME

時間は有限ですね・仮説思考

働き方 生活

実は私、これまであまり読書をしてこなかったんです。

学生時代は教科書、社会人になってからはノウハウ本や雑誌というように、活字を読むとか、PCの読み書きには結構慣れ親しんでいたんですが、どうも知らない分野の知見を広めるためとか、文学を楽しむためとかで読書するくらいなら、趣味やアウトドアで楽しもうという感覚でした。

やっぱり読書に時間を割きたい

bookreading
YouTubeを始めたのは2009年ですから、趣味の記録でアップして楽しんでただけですね。

ところが最近ネット環境が整ってからは、YouTubeやe-learningで急激にいろんなジャンルの情報が簡単に入ってくるようになって、ちょくちょく眺めるようになりました。

ここ2年位ですかね?ものすごい勢いで動画サービスが充実してきて、リンクをポチポチやってるだけで次から次へと、知らないジャンルの新しい知識が得られるようになってきました。

その影響が有って今更ですが、こういうアプローチはやっぱり世界の知識人が発信した書籍で勉強するのが濃いぞ!と気がつくに至りました。

これまた今更ですが、持っているiPadでもKindle版が読めるじゃないですか。てっきりキンドルの電子ペーパーデバイスを買わねばならんのかと思ってましたが、浦島ですね。

問題はついつい簡単で買い過ぎちゃうことですが、まぁどこかの学校に行って習うことを考えたらコスパは最高だと感じます。

 

読書で時間を意識する

clock
なんか読む時間がもったいなくて読まなかったんですが、読まないで遠回りするより、エッセンスが詰まっている書籍を読むということが近道なんだということですか。なるほど〜。

なんだか勝手に理解したつもりでいますが、時間ほど万人に平等に与えられているものはないと思います。

残り何日何秒生きるのかをイメージしながら、やっぱり人生楽しむ時間を最大にするには、楽しんでいない時間とか何もしていない時間を最小限にするというの考えも、アリじゃないですかね。

思考法を変え、読書時間を捻出

thinking

BCGの内田和成氏の「仮説思考」を読みました。

ビジネスの世界では、なにか事業を進めようとすると当然のごとく方針とか推進方法を考えます。計画とか戦略とかですよね。
それを進める時の考え方、つまり思考を説いてくれている本です。

どうしても用意周到にちゃんとデータを調査し揃えてからしっかりと進めよう、などと思っていると調べているうちになにもしないまま時間ばかり過ぎてしまい、結果としてなにもやれなかったことになる。

ついては、「ちゃんと仮説を立てられるように訓練して、結果として遠回りしなくてすむようにする」のが良いと説かれていると思います。
混沌として複雑になった事業環境や社会で、完璧主義とか言ってる場合じゃないんですよね。

そして?を5回で思考訓練

questions

よく仕事は要領良くこなすもんだと先輩には言われましたが、うわべや形だけの慣れで仕事を上手に片付けていたつもりになっていました。

この考えのままでは、どうもその後自分や部署のパフォーマンス向上のために、実は時間が余計に費やされていたんじゃないかと振り返ります。

ここで仮説思考力を高める訓練が必要になるわけですが、物事に対してそれで?それでどうなる?を5回ぐらい展開すると、本質が見えてくる。

これは、日常生活の中でもできる訓練だと書かれていますが、いやー、目からウロコです。長年仕事上で詰まってたポイントが、これで解決してたかも知れません。

ビジネスも人生も、100%の答えなんか有るわけ無いですから、この思考法はこれからどうする?という道を拓いていく分野には全部貢献してくれそうです。

常時この問題、この事業、この会社で働いてること、いまの人生に対して、なぜ?そしてどうなる?を5回くらい問いかける習慣を続ければ、短時間で次の景色が見えてくるかもしれないと気づかせてくれた一冊でした。

仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考