【やっぱりふるさと納税】年末なので
人というのはどうして切羽詰まってから行動するもんなんでしょう。
というほど大したこと無いんですが、ふるさと納税は12月で区切りを迎えるので、どうしても駆け込み申し込みになったりしますね。
知らないと損という分野多し
ふるさと納税もそうなんですが、申請の手間だけでかなりお得なサービスが利用できることを未だに知らない人が結構いるようで、なんですかそれ?みたいな会話が毎年年末近くなると出てくる気もします。
ふるさと納税の取り次ぎサイトがバンバン広告を出すからでしょうか。言われた時に意識する人間の習性?言われてないから気が付かないとか、言われても気にしないとかの人が入り乱れてる感じもします。
サービス提供側からすると、おしなべて全員にそのサービスを限度いっぱいまで利用されると財務上困ったことになるものも有るようですが、そこは人間の性格をよく読んでらっしゃるわけで、めんどくさいと思って行動しない人が一定の確率で存在するので、おおかた大丈夫です。
勤め先で展開している福利厚生の仕組みでも、社員向けに得られる特典をポイントで支給し、それを年間で消費していく方式になって、実はもう久しいのです。
でも、いままであまりに手続や作業が煩雑すぎて、過去に100万円以上のサービスをみすみす放置して利用しなかった同僚も結構な人数います。ネットになってDXが少々進み、利用率は若干上がったようですが、使わにゃソンソンと考える私にしてみれば、どうして?って感じですけどねぇ。
仕組みをちょっと複雑にして、手続きをすごくめんどくさくしておくと、最後まで手続き完了するまで我慢強く作業をする人が減っていくということは容易に想像できます。
貯金するものと教えられた
まぁこういうポイントとか節約とかいう類のものは、サービスの中身を知るとか、その手続きをちゃんとやるとかをしておけば、本来受けられる恩恵を受けられるのであるという、結構わかりやすい分野可と思います。
ところが、それちゃんと教えてよと思える分野もあり、それはお金の運用のハナシです。
資産運用の方法は世の中にごまんと存在します。国の政治の仕組みは学校で教えてくれるのに、金融市場や資産の運用については少なくとも学校では十分に教えてくれることは無いんじゃないでしょうかね。
これはもしかしたら国民全員が知ってしまったら都合の悪いことになるからなのかなと疑ってしまうレベルで、なにも教えてくれませんね。
さらに日本文化だからなのかもしれませんが、親や年配の方から伝えられるメッセージの中では、金儲けの話はあまり公言するものでないことだとか、いざというときのために貯金に励まなければならないとか、どちらかというとネガティブなイメージって、ないですか?
でもちょっと勉強すれば、貯蓄以外の資産運用も必要なことがわかってきます。理解した上で誰もが作業していかなければ、資産価値というものは、減りはしても増えることは無いものだとわかるし、行動につなげることもできるようになります。
その最初のちょっとの勉強のトリガーだけ学校で引いてくれればいいんですが、なにか都合悪いですかね?全員がしってしまったら市場経済がうまく行かないとか?
公共の福祉というコトバ
なんかどこかで公共の福祉という単語を聞いたことがあるなと思ってググってみたら、憲法に多数規定されている、相当基本的な重要な原理なんですね。
この原理ではいろんな自由が保障されるとされていますが、財産権も保証されると書いてありますが、そんな大仰なことは普段の生活には関係無いと言えそうです。でもまぁ個人の集合体が社会ですから、全部つながってるんでしょうね。
いろんな自由を日々の生活を通して味わっていくためにお金が必要とされる社会になっている以上は、皆がうまく資産を運用できるような教育と仕組みが整っていても良いんじゃないかなと思うに至ってます。
あぁもうちょっと早いタイミングで、今や将来につながる資産運用ができていたら良かったのに。とブツブツ言っていても仕方ないので、自主的に勉強と行動せねばと思っているところです。
あ、思っていても仕方ないので行動することにしました。ちょっとづつでもいいから、止まらないをモットーに。