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【日本ナンバー】選べるようにできません?

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自動車のナンバープレートには、通常は登録地の名称が記載されています。ご当地ナンバー制度も始まり、土地を有る意味ブランドとして楽しむこともできる一方、コロナ禍で少々問題も発生しています。

ということで今日は、日本車両のナンバープレートについてちょっとした提案をしておきたいと思います。

 

ナンバープレートの地名が目印に

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日本の公道を走っている車両のナンバーは、同じように見えても実は正式名称が3種類あります。

  1. 自動車登録番号標 いわゆる普通の自動車以上
  2. 車両番号標 軽自動車・250ccクラス以上の二輪など
  3. 標識 原付など

1と2は、運輸支局=通称では陸運局の所在地などの名前、3は市区町村名が書かれています。

日本に自動車が導入された時には、なんとナンバーは付いてなかったそうですが、台数が増え事故なども増えてきて、さまざまな管理目的で明治末期にナンバーが導入されたのです。

当初は数字4ケタだけだったナンバープレートが、管理の必要性から東京以外は県名の漢字一文字をつけるようになり、漢字2文字以上になり、車種を表す分類番号もはじめは1ケタが今は3ケタに増えています。

このように、課税や交通取締りの便宜を図るために、地名数文字、分類3ケタ数字、ひらがな一文字、数字4ケタの情報構成で一枚の中に収めているのが現状です。

 

区別とステータス

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車両にもいろいろ種類がありますが、自家用車に付けるナンバーは、ある程度選択権が設定されています。

居住地で登録するのですが、ご当地ナンバーも選べたり、4ケタの番号を自分の馴染みのものにしたり、はては字光式ナンバーも選べたりと、ファッション性やステータス性も考慮してくれるようになりました。

ご当地ナンバーの名称については、結構たくさんの条件、例えば登録台数や地域性などの制約を満たすことが確認されて初めて設定認可となるということで、地方活性化の切り札として盛り上がっている地域もありますね。個人的には富士山ナンバーなんかいいなぁと思っていますが。

一方、今に始まったことではないんですが、ナンバーの地名ごとにある意味ブランドや印象が付いていて、どちらかと言うとガラの悪い迷惑運転をする傾向にあるナンバーも、複数思い浮かびます。良い運転しても目立たないわけで、迷惑運転が目立つのは常ですから。

その土地のほとんどの運転者は普通の運転をしてるんでしょうけど、よくも悪くも車両は高速で移動して目立つことができますから、珍走団とまでは行かないまでも、マナーの悪い運転とナンバーの地名をペアで覚えてしまう人も多いんじゃないでしょうか。

 

要らん差別は無くそう

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コロナ禍の状況では国の施策として、各都道府県ごとの各種施策を実施しました。

市民生活を事実上制約することになった外出自粛要請も、各県からの詳細説明とともに発表されてきました。
そして国としても県またぎという、これはもはや新語を作って移動について難しい説明を続けたので、正直東京都民としては大変気が重くなりました。

感染者数・死者数なども東京都とそれ以外の県のように、やはり都道府県を区切ってのアナウンスや説明が非常に多く、どんどん市民は都道府県差別というコロナ脳に感染してしまったと思います。

感染拡大から半年たっても、まだ県外ナンバー入店おことわりなどの張り紙が見られるところが存在するようですね。

まぁこういう店にはもし入店しないので別にいいんですが、県が違うということを差別に使っちゃいけませんよね。東京から隣県に行くくらいならまだしも、長野に単身赴任し東京ナンバーのクルマで行き来している友人は、張り紙されてしまったそうで凹んでました。私も今ナンバーを替えたいくらいです。

運転マナー向上や危険運転取締には、ナンバーに書いてある地名は関係ありませんから、要らん差別を産まないためにもご当地ナンバーの逆、無地名ナンバーを全国どこでも選べるようにしたらいいと思います。

もはや日本でもアルファベットを読めない人はいないので、紛らわしいI(アイ)とか何文字か外し、3文字程度までのアルファベットを地名の代わりに入れればそれでOKじゃないですかね?

記載されているナンバーと関係ない、チェック用のQRコードでも一緒に打っておけば、偽造ナンバーなどもパトカー走行中に自動で検出可能になるでしょうし。ナンバープレートの制作も、税制などの管理も、取締も、IT時代ですからむしろ楽になると思います。
日本全国で、場所と無関係な日本ナンバーが選べるようになったらいいのに、という提案でした。