充電式デジタルテスター買ってみた
久々にAli ExpressでUSB充電式の多機能テスター買ってみた
テスターにもいろいろありますが、電気工作などに使う電圧・電流計のほうのテスターを久々に新調したのでご紹介。
秋葉原の秋月電子でだいぶ前に買ったアナログテスターがとっても重宝しているのですが、度々内蔵電池がへたるのでちょっと運用性悪いなーと感じてたところ。
最近は本当に優秀な製品が安く手に入るなぁと思いつつ、いろいろネットで物色していたところ、どうやら充電式デジタルテスターなんてものが世に出回っているらしいと気がつく。
というわけで、この手の電気・電子系のガジェット買う時のお助け舟、Ali Expressに出向きました。
今回買ってみたのはこんな感じの製品です→Aneng 681スマートアンチバーン充電式マルチメータ
梱包から開封
例によって独特の風合いのブニュ〜っと伸びるプラスチックに包まれ、国際便で中国から佐川急便経由で届きました。
パッケージを開けたら、こんな感じのダンボールケース。
思ってたより納期短く、1週間で届きましたね。
もちろん梱包品質とかに期待はできません😅
製品のネーミングがHigh-endって若干キテる感じもしますが。(3,000円ほどのハイエンド、、、)
商品は、まぁ当然のようにポンとシンプルにペラッペラのダンボールに入ってましたね。
個人的には重さや大きさからして、必要十分な梱包だったと思います。
ケースを開けるとこんな感じ。
おー、結構パーツがてんこ盛りに入ってます。
小さい紙の英語版マニュアルが入ってました。
難しいことは書いてないので、普通にテスター使ってる人には問題ないと思います。
ちなみに、ケースサイズは190 x 100 x 55mm、内容物全部入れた状態で、重量441グラムです。
質感としてもまぁ、固すぎず柔らかすぎずで、必要十分じゃないでしょうかね。
ストラップ付きなのは、地味にうれしい。
付属品
なんかいっぱい入ってましたね。
メインのプローブペアが写ってませんがなかなかの高品質。
それに加えいろいろとアタッチメントを変更できるリード線ペアが付いてます。
オモシロイと思ったのは、この↑絵の左下の熱電対、つまり温度計の先っちょについている素子がむき出しのリード線が付いていたこと。
線の終端に極超の粒が付いてるのが見えますか?なんか速攻壊れそう🤣
これを使わないで温度計測する場合は、テスター本体の温度が表示されますので、室温などの目安にはなりますね。
テスター本体を駆動する電源は充電式。
今回コレを買った最たる理由ですね。
スマホ用のUSB Type-Cを背面につなぐと、LEDが赤に変わり、充電完了で緑になります。
充電電圧5V、電流は0.5A程度で、スマホなどと同様、充電が進むにつれ電流が漸減していきます。
さて計測してみる
まずスマホみたいに、電源ボタン長押しで電源オン。スマホの電源のような感じです。
そして「SEL」で計測モードが変更できます。
中央のボタンはデータ表示のHold(固定)と、長押しでLEDライトおよび表示部照明のon/off。
上の画像で、一番下にあるボタンは、静電容量(キャパシタ)測定モードに入るボタン。
電源オンの状態で何も押さなくても自動(Auto)モードになりますので、プローブをつなげて電圧を当たると、DC/ACの区別や電圧レンジも含めて自動で切り替わってくれます。
これ初めての体験だったんですが、えらく便利だと思いましたね。
これは、無線機用に使っている直流安定化電源の出力に当たっている状態。
DC二桁レンジでは少数以下2桁の表示です。
これは100Vコンセントを当たっている状態。
電圧は変動しないんですが、周波数は微妙に変動する時が有りました。
表示の照明をオンにした状態。
暗闇では威力発揮ですね。
前方を照らすLED。
マニュアル(取扱説明書)の抜粋です。(全ページPDFはこちら)
あと、LEDの横のセンサーを100Vなどの電流が流れてるところに近づけると、非接触で生き死にが検出できるモードがあったり、温度計測、電流計測、導通ブザー、ダイオードテストなどのモードも搭載されてます。
Macintosh用のUSB-C – MagSafe 3ケーブル、自動車用鉛バッテリ、Li-Feバッテリ、乾電池、リチウム電池、ニッカド電池、ニッケル水素電池などなど、身の回りのものを一通り測ってみましたが、まぁ私のようなアマチュアの趣味用途には十分すぎる性能です。
なかなかのアイデア商品じゃないでしょうか。