ハンディオシロスコープZOYI ZT-703S
今回買ってみたオシロはこれ↑
ZOYI ZT-703S
ZOYI ZT-703S デュアルチャネルオシロスコープ
私は今回Ali Expressで買いました。→リンク
ちなみにAmazonだと2025年1月現在、まだだいぶ高いようですね。→リンク
箱の裏側はこんな感じ。
シングルチャネルバージョンもあるようですが、今回のはデュアルチャネルです。
内容物はこんな感じ
ハンディオシロスコープ本体、取説、USB Type−Cケーブル、プローブ、+-テスタ棒
ちょいとハンディオシロとリード線を入れるポーチは、100均程度のクオリティかと。でも必要十分です。
いやはや、ほんとすごいですわ、USB Type−Cで充電して屋外でも気軽に使えるってところは良い世の中になったなーと思います。
手のひらサイズで400グラム以下のオシロスコープって、なかなか隔世の感がありますよ。
プローブ調整用の1kHz信号も発生できるし、Auto設定で直感的に初心者(オレ)にも使えるUIになってます。
オシロの波形を見て、テスター代わりに使えるのはもちろんなんですが、このZT-703Sにはテスターモードにも簡単に切り替えられて、いわゆるテスターとしての機能が全部入りになってます。いやはやすごいわ。
で、どうしてこのオシロが欲しくなったのか?ですが、インバータの出力波形を見てみたかったんです。
もう20年くらい前に買って、クルマのアクセサリーソケットから12Vを取ってAC100V電源が使えると謳った製品ですが、どうも使える家電が限られるんです。
これですね。
理由はわかってて、安いインバータの出力は矩形波であって、家庭に来ている正弦波ではないこと。
でもまぁケータイの充電とか「単純なもの」には使えるよん♥とか書いてあるんですね。
まずだめなのはモーター系、LEDとか蛍光灯など、回路が入ってる照明はほとんどダメですね。白熱は大丈夫だけど。
その他PCでもOKとNGが混在するとかなので、充電専用って感じの使い方しかできません。
で!今回波形を見てみてビックリ!
正弦波からはほど遠い矩形波。
修正正弦波くらいのガタガタの波くらいはでてるのかな?と思いましたが、ぜんぜん。
200Vの電圧がかなり短めにバーンと出て、その後長めにお休みってスタイルの波形です(今回のサムネ画像)
これじゃつないだ機器はへそ曲げちゃうだろうなー。
ちなみに、昨日届いた小型「正弦波」インバーターを測ってみたら、すごーーくきれいな家庭の電気並みのきれいな正弦波が出ていました。
多めに負荷をかけると少し歪むんですけど、許容範囲でしょう。
ちなみにこれもAliExpressで購入ですが、うむ小型でもなかなかのクオリティで満足ですね。
純正正弦波インバーター600w/1200w DC12v→AC100v
さっそくクルマに積んじゃいました。
なかなかおもしろい機能満載のハンディオシロスコープです。
私は一般のアマチュアですが、普通のテスターの機能拡張版として簡単に操作できることが嬉しいポイントです。
Autoボタンが便利で、他のボタンも直感的に使えるように考えられていると思います。
充電は5W程度しか流せませんが、電池の持ちもよいですね。