PALOji*Walker ONCE-IN-A-LIFETIME

感染リスク低減策

生活

さきほど、緊急事態宣言の日本全国への拡大が発表されました。

インタビューを受けた人が何人か答えてましたが、ちょっと遅かったんじゃないの?という意見が多いようですね。私もその意見の一人です。

東京のオフィスに通勤する人は、多くが東京の隣県から通ってますよね。

都県境を封鎖するとか、電車の直通運転をやめにして、各駅停車だけの徐行運転にしてものすごく時間がかかるようにするとか、なにか地理的・物理的にわかりやすい制限を設けたほうが、8割の低減なども可能だったんじゃないかと思ってます。

ホントに不要不急な仕事ならがんばって通う気がなくなるし、会社側は無理して通わなくていいよって言いやすくなるかも。

ホントに毎日重要なミッションを抱えている人なら、通わなくていいようにシュラフ持ち込んで、しばらく野宿ならぬ会社泊を決め込むとか。

でもまぁ、そういうのって終りが見えてる場合で短期に限るんでしょうね。長く続くと心が滅入っちゃうでしょう。


 

感染予防、というかリスク低減策として有効なものとしては、手洗いとうがいと昔から言われてます。

手の完璧な洗い方が書いてあるポスターをじっくり見ながら洗ってみたり、うがいも高音だしてみたり。一昨年風邪引いた時に処方されたちょっとこわい紫色のうがい薬、こんなにいっぱい要らないよ〜と当時は思ったものの、この機にちびちびと使い始めたら、一本はそろそろ終わりそうになったりしています。

アズノールうがい薬

アズノールうがい薬。紫色のうがい薬で、意外にも清涼感があります。
有効成分はアズレンスルホン酸ナトリウム、だそうです。

 

ここまでは感覚的にわかるんですが、今回のコロナのせいでみんな結構予防策について、けっこう詳しくなってきてるんじゃないでしょうか・

まずは、マスクのはずし方。自衛隊の人がクルーズ船で実践して結果を出したと称賛されてるようです。マスク本体は「不潔」部分であって、汚染されているので触らない。両端のゴムを持ってはずしましょう、と。

さらに、ゴム手袋を外すときには片方脱いだら、その脱いだ手袋を使って反対側の手袋を脱がす、と。

一般人としてはなかなか防護服を着る機会は無いと思うけど、着てる時は感染リスク低いんだそうですね。ウイルスで汚染された服を脱ぐ時に、最大のリスクとなるそうです。汚染された外面を、内側にくるむように脱ぐとのことですが、結構難しいと言ってました。気をつけてても感染することもあるらしいです。本当に見えない敵ですね。

電車やバスの窓開けも一般化しました。雨の日はあまりウイルスを含んだダストが飛んでない気がしますが、窓を大きくあけられないこともあるので心配が募ります。

どっちが良いかよくわからないのが、電車で隣の車両との仕切りドアは開けたほうがいいか閉めておいたほうが良いか。

空気を淀ませず換気しろの法則から言えば開けといたほうが良いでしょうけど、隣の車両のウイルスが来ちゃう、またはこっちのウイルスが行っちゃうと考えると閉めといたほうが良いのか、とか。

空気をよどませないけど換気が悪そうなトイレでは、ハンドドライヤーを休止にしたほうが良い、と。ほんと?

手洗い後にはアルコールを手に取ってもみ込む、と。でも気をつけてみていると結構いろんなタイプがあります。ひどい場合は、量が足りなくなっちゃってるからか、超薄い感じにしてあるやつとかもありました。無いよりマシ、というか、ご苦労さまです、装備してくれててありがとう、って気持ちです。

おなじみマスクは、どうせすぐ中国からはいってくるから心配なし!と二週間前に言ってた自分が間違いでした。来週にならないと6桁枚はウチの会社には入ってきません。みんな布じゃないのにそーっと洗って、もしくはケバケバになっても何日も使い倒してます。私は使い終わって帰ってきたら、アルカリ電解水を、片面あたり霧状に10回吹いて、そーっと干して置いて、次回乾いてるところを使います。ほとんど外出してないですが、もう5回目くらいの使用ですかね。

知らないうちに戦略物資(?)となっているマスクですが、我ら非医療関係者にとっては本当に必要なのかまだ良くわかりません。最初のうちは不要不急ではないじゃん、って言ったりしてましたが、見た目に弱い(してないと白い目で見られる)日本人だけ着用率高いのかと思ってたら、世界中でマスク着用がどんどん進んでる。

今となっては防御リテラシーが相当高くなった人でも、ついクセで目鼻口を手で触ることもあるでしょうから、そういったうっかりしぐさでの感染防止には効果有るんじゃないでしょうか。

ともあれ、ソーシャルディスタンスをキープは結構守っている人が多いと思います。この、どこ行っても狭い東京で。

最後に、いよいよ導入しているのを初めて見ることになった、路線バスの防護シート。

運転や料金収受に支障が無いよう、相当工夫して取り付けた感があります。運転席側の窓を開けて走っていいるので、結構シートはふさふさと揺れての走行になります。

路線バスの防護シート

路線バスの防護シート