PALOji*Walker ONCE-IN-A-LIFETIME

【コミュニティに触れていく】休日に健康セミナー

生活 社会

コロナの影響でオンラインのセミナーが一般化しましたね。

ということで、個人のプライベート時間を利用して、休日昼間のセミナーを受けてみました。

 

社員の福利厚生の機会として

medicalequipment
会社が社員に向けて提供する福利厚生の中には、医療に関する分野も多いですね。

健康づくりのプログラムから、各種保険のサービスなど、誰もが年齢に応じて必要とされるものがメニユーに並んでいます。

その中で今日参加することができたのが、がんに関するセミナーでした。だれもが罹患する可能性がある疾病としての情報提供と、ネットでは広く伝えられているものに比べて、かなりセンシティブなところにも踏み込んだ内容のものだったので、聞いておいてよかったと思います。

いままでであればこういった機会はなかなか家族をも含めた聴講機会は少なかったのですが、オンラインであれば日曜午前とかの1時間にちょっと参加するとか、後で動画コンテンツを閲覧できたりと、ライフスタイルに合わせた知見ゲットの機会がモテるようになったもんだなと思います。

このセミナーでやっぱりと感じたのは、健康問題については、ともかく一人で悩むということは禁物なのと、気の持ちようでいくらでも生活の質を上げていけるという原則が有るということでした。

やっぱりコミュニティがキーポイント

community
癌も新型コロナもそうですが、もし命に関わる疾病に罹患したとなると、誰しも心理的インパクトは計り知れないほど大きくなります。

ただ、どうその命に関わる内容なのかをよく理解していないと、無用な心配や衝動的な行動に走ってしまうということになります。まずは落ち着いて客観的に症状を理解して次の行動に移るべきです。

とは言え、なかなか冷静に情報収集・勉強して、次の行動につなげることができるかと言えばほとんどの人がそうでないわけでして、こういう時にはともかくコミュニティ、つまり人の集まりに属していることが安心への第一歩だということが強調されてました。

この考え方には共感できるところが多いですね。医師や専門家、病院やサービス、お金や仕事に関することまで、人生の多方面で情報や気持ちを共有できるコミュニティのメンバーであるということで、どれだか気の持ちようがプラスになっていくことかと思います。

個の時代だからこそ

online
軍隊式の組織論に飽き飽きした人たちは、個人の権利や個性を活かすことができるような社会を作ってきて、そこにDXが拍車をかけているとも言えそうです。

でも、多くの人がデジタルツールの助けを借りてイージーに勝手に生きていくことができるようになって、孤立という問題が根深くなってきているのも確かです。

ムラ社会の同調圧力には問題点が多いのは確かですが、人が生きている間のストーリーをどうエンジョイするかは、場面場面に応じてどこのコミュニティに属するかを選び続けていくということなんだと思います。

個々の生きるスタイルの多様化や、技術の進歩による生活手段の大変革が目まぐるしい昨今ですが、生きている以上はコミュニティとのかかわり合いは深めていくのが良いでしょうね。

うまくしたもので、例えば特に何かに特化したわけではない地域コミュニティなどでも、必ずなにかの分野のスペシャリストやエキスパートが居たりして、多くの問題がスピーディーに吸収・解決されたり、応援されたりするんですよね。

仕事だと思うとどうしても事務的で心が通わない感じになるものでも、利害関係ではない共通の悩みや課題に挑んでいる者同士では、最近いい感じなコミュニティも増えてきている感じがしています。

公的・私的や個人と社会の境目が多様に曖昧になっていきながら、デジタルツールのおかげで場所や時間の制約が少なくできるので、かかわり合いの接点は多くの人が増やせていけるんじゃないかとも想像しています。