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久々に秋葉原【パソコン街の印象】

日本 生活 関東甲信越

巣ごもり需要の中で、PCを新調した人も多かったんじゃないかと思います。

ちょっと頼まれて中古PCを物色しに今日、会社帰りに歩いてきたんですが、前の印象と違ったんですよね。

 

秋葉原のPC街の今日

akihabara
たまにアキバをぶらつく身として多くを語る資格は無いと思いますが、飲食店と業態が違うとは言え、人通りが少なくなるということは、来店者が少なくなるということを感じます。畳んでしまったお店も何軒か有った感じですね。前来たのは去年の4月だったかな?

もともとアキバは巨大電気街のブランドのもと、昔からずっと栄枯盛衰が激しい商業地です。もう何回徘徊したかわかりません。でも今回はちょっと異様な感じがしました。非常事態宣言下で人が少ないだけでなく、PC関係のお店に元気が無い感じが強かったんですよね。

在宅ワークのためや、巣ごもりでゲームやエンタメのためにPCのニーズは急激に高まったはずです。会社からあてがわれたり、個人で買うパソコンのモデルとしては、おそらく5〜6万円程度のローエンドノートPCくらいの新品を買うことが多かったのかなと思います。

NEC、富士通、DELLなどの大手パソコンメーカーが直販サイトで大量・安価にボリュームゾーンの直販モデルを展開している限定セールに結構行き着くんです。特に値段では。

代理購入することになって、友人のニーズに基づいて探していったら、やっぱりHPダイレクトで注文に至りました。Ryzen搭載モデルが6万円弱というかなりのコスパで、結構人気ランキングも上位でした。

 

新品PCも品薄

akihabara

 

ところが、CPUなのか部品なのかが不足してるらしく、入荷待ちということはつまり製造待ち状態となって、4ヶ月以上待ちとの連絡が来ました。あんれまぁ、ちょっと待たせすぎ、かな。これまでの短納期に慣れすぎてしまってる感もありですか。

世界的なパンデミックの影響といえばそれまでですが、人の行動パターンが激変し、その中の一つにPC新調という動きも多かったことが要因でしょう。製造側としてもCPUやメモリをはじめ、PC完成品を製造するための流れが乱れまくって、結果消費者にきちんと届けられないという事になっています。

PCだけなら良いですが、肝となるシリコン系の製品が無いと、クルマも減産になってしまうというのが、今回わかってしまいましたね。

どれだけ考える電子部品にさらに依存していく未来になっていくのかが少々心配になる出来事が今起こってるんだと思います。

 

中古PC売れちゃった?

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ともあれ中古PCを扱うお店を何件か回りました。大小いろんなお店が徒歩圏に有るのがアキバの魅力で、アジア・インド訛りの人がやってる店には結構掘り出しモンがあったりするので一通り回ってきました。

結果、印象としては買いたいと思うものには巡り会えずだったんですよね。

その原因や理由はいろいろ有るとは思うものの、印象を勝手に並べてみました。

  • いい感じのスペックの中古品は、真っ先に売り切れ、その後手放す人がおらず入荷しなくなった
  • CPUなどのPCのための部品市場逼迫
  • メーカー品やネットでの注文に大幅シフトし、実店舗での購入数激減
  • 中古PCを扱う小規模店舗の休業
  • CPUの世界ではAMD(Ryzen)のコスパに注目が集まり、Intel離れが起こっている

どうですか?どれか当たってますかね。

さらに超勝手な意見としては、Macの中古市場は既に投げ売り価格になっていました。M1のおかげ(せい)ですね。

Webが見れればいいやくらいのPCニーズでは、店員さんの一言で、激安のパワフルMacを買う人もしばらくは居るんじゃないかと想像します。

なんだか結構な時代の変化を感じてしまった日となりました。