【アマゾン100万人】個人消費の様変わり

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アマゾン・ドット・コムというと、日本でも日頃の買い物に使っている人も多いのではないでしょうか。私も個々数年アマゾンプライムに加入した途端、ヘビーユーザーになってしまいました。

あまりにも急成長した会社なので、社員が100万人を超えたとの報道も聞こえてきましたが、どんな会社なんでしょうか。

 

歴史は意外と浅い

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1994年にジェフ・ベゾス氏が創業したアマゾン・ドット・コムは、始めはオンライン書店でした。それが2020年には100万人超えの従業員を抱える巨大企業になりました。

これほどの巨大企業に成長したこともですが、その成長のスピードが常識離れの速さと言えます。

日本トップのトヨタ自動車でも40万人に達しない事を考えると、驚愕の一言ですね。

従業員が世界一多いというとウォルマートの200万人超えだそうですが、やはり小売業というのは全世界に共通して一般顧客を相手に販売するということで、人数が多くなるもんなんだと思います。

それをアマゾンは20世紀末にはすでにオンラインで、つまりインターネットで販売することにシフトした上で事業開始したことになります。その後の超急激な成長を支えるための倉庫と配達網の整備も目を見張るものがあります。

宿命は納期と配達

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人が何かを購入する時に気になる事柄はいろいろありますが、インターネットによる検索や顧客管理の仕組みは、人々の購買に必要なデータをタイミングよく提供できます。考えられるすべての手を尽くして、我々にリーチしてくる仕組みもアナログ手法より圧倒的に高効率です。

その後の購入に至るアプローチ、さらに個人消費者にとって最重要とも言える納期と配達に関しては、楽天やYahoo、更に他社と比較しても全く引けをとらないと感じます。この機能には倉庫や宅配網の装備に巨額の投資が必要なことは素人目にも明らかで、資金力がものを言うところなので、日本勢は苦戦している模様です。

物があふれ、どこの企業の製品も一定以上の製品と価格が保証されている状況となった現在、あと残るは納期と配達の配達やきめ細やかさ、クレーム処理までも徹底的に解析されて次回の顧客満足度が上がるようにデータを元に改善されていきます。

そしてそのサイクルが非常に短いとなると、自己流で効率化やコストダウンのためのデジタル化を進めていた日本企業などでも、お手上げレベルなんじゃないでしょうか。

取り扱い品目や業種拡大、新技術採用まで

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今でこそアマゾンで何でも買える感じにサービスが育ちましたが、年々取り扱い製商品のジャンル拡大がおこなわれ、超巨大モールの様相を呈するところにまで拡大しました。

さらに一般消費者には気が付きにくい部分だと思いますが、AWSと呼ばれるクラウドコンピューティングサービスが提供されています。このサービスは、AWSクラウドをネット経由で運用する体制にすれば、自社内に装備していたコンピューティングシステムを安価安全に構築できるものなのですが、世界シェア3割以上でトップです。さらにこの市場は、まだまだ拡大し続けていく見通しです。

また、インターネット小売業とは言っても、一周回って2015年からはリアル店舗の展開にも力を入れているようです。通常の用品系の商品群に加え生鮮品の取り扱いや、相当高度な技術開発が必要とされる無人店舗も展開開始しています。

ニュースにもなっているドローンでの配達が当たり前になる日も近いんじゃないでしょうか。自動運転にも投資や提携を進め、トヨタとも共同でMaaSに関連したプロジェクトを進めているようです。

こうなってくるとアマゾンは何屋さんなのかさっぱりわからなくなってきましたね。影響力が大きいだけに、各国での雇用や税金、市場バランスといった問題も起こっているようですが、少なくとも今後も一般消費者にとって便利で身近なモノゴトを提供してくれる会社であってほしいと思っています。

中国企業のOMO、オンラインがオフラインを飲み込む世界が大きく成長中ですが、アマゾンもこの流れを早くから踏襲していたんではないかとも思い出したところです。