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軽自動車のハイブリッド化

クルマ 乗り物

スズキは昨日、軽自動車全てをHV(ハイブリッド)車にするということを発表しましたが、なかなかインパクトを感じています。日経記事

ダイハツのHV化も去年12月に一部漏れ聞こえてきたりしましたが、ホンダや日産・三菱も含めその戦略の詳しいところは見えてきませんので今後が気になるところです。

 

軽自動車というスタイル

k-car 以前に自動車の脱ガソリン化の話を少々書きましたが、ここのところ軽自動車の話をよく聞くようになりました。

ダイハツのHV化も去年12月に一部漏れ聞こえてきたりしましたが、ホンダも含めその戦略の詳しいところは見えてきません。

これというのも、軽自動車に複雑なメカを追加搭載することによるコストアップや、もともと燃費良いのを更に良くするのは結構難しいのだと聞きます。

EVにするには、車重の問題もでてきますので、もやは軽ではなくて重自動車(笑)になってしまいそうですね。

ともあれ、メカや技術のことも難しければ、日本の狭い道が通りやすい生活車や作業車として使われているケースが多いだけに、燃費良く運用するのも限界が有るんじゃないのかとイメージしますが、どうなんでしょうかね?

 

規格変える?

carnumber菅政権の目玉として環境問題に関わるこの自動車の電動化政策がでてきたわけですが、外国に無いこの特殊な規格を、更に緩和したほうが良いと思っている層も有るとのことです。

困るのは、軽なのにものすごく厳しい規制を課しすぎて、消費者の負担が増えすぎることですね。

バッテリー積むためのスペース・重量問題を解決したり、軽の上の1000ccクラスあたりとの境目が曖昧になってきたり、税制にも絡むので簡単にはいかないと思います。

軽に限らず、ハイブリッド化の方式には数種類あります。 一般に燃費が良い方式の方が複雑なメカニズムを必要として、コストも高くなります。逆に簡易型の方がメカニズムはシンプルで低価格になりますので、 価格のことを考えればこちらの方式の方が 市場では有利になりますね。

ともかく開発しても売れなければ仕方がないので、各社熾烈な開発競争とマーケティング・セールス合戦が繰り広げられている分野 である事は確かでしょう。

 

自動運転やMaaS

k-car 都会のど真ん中だと難しいのかも知れませんが、今軽自動車を主に使っている用事を、すべて将来の自動運転やMaaSで解決できるようになれば、本当の意味での電動化が達成できるんだろうなとイメージできます。

多種多様な仕事や生活を支える移動と言う手段が、自動運転やMaaSで 支えられるようになると、自分で 車を保有することや、運転するということが割に合わなくなります。

完全にこれが実現されるまでの何年間かは、 経済や技術の進歩の度合いを見ながら少しずつ進めていくと言うことになるでしょうかね。