【非常識を当たり前に】爆弾低気圧でガクブル
冬らしいと言えるのかわかりませんが、今日の通勤はキツかったですね。
寒さと風です。さらにコロナで経済への影響などで、異様な正月明けモードという感じです。
また宣言が
非常事態宣言に慣れてしまっているわけではありませんが、ここまでの経緯を聞いていた身としては、さてどうしたもんかとアタマを使うべきときなんだろうな、と思います。
そうは言っても、半分以上意味もなくラッシュアワーに出勤してみたら、今日はさすがに裏をかけたようで、通勤電車は昨日の半分くらいでしたね。
どうしてこの期に及んで出勤しているかというと、在宅ワークの体制が間に合わずに取り残された社員が多く、リアルにサポートが必要になってきたためです。
PCとスマホが使えればそれでいいというわけではなく、ネットにも慣れた上で理解できないといきなり自宅で孤立ということになってしまいますので、いろんなパターンを想定してきちんと働ける心情を保つということが大事ですね。
いずれにせよ、遅きに失しているところも認めた上で、まだ続く感染防止モードに備えることも必要なことはかわりませんので。
常識人ってなに
会社に長らく勤めていると、言ってみれば大きな井の中の蛙になってくる可能性が大です。価値観のものさしが社内の人間関係に依存する度合いが大きいからです。
世界で起こり続ける変化に対して、果敢に挑戦していくといいつつ、歴史と伝統を重んじつつ、日本のものづくりを愚直に続けることに価値を生み出そうという風土を積み上げてきました。
終身雇用当たり前の時代に入社した身としては、先輩・上司からは一端の常識人になれと習ったものですが、はたとアタマを上げて周囲を見てみたら、努力して作ったものはすでに皆が作れるようになり、性能が劣るものでも他社からの商流に切り替わることが珍しくなくなりました。買いたくなる人から買いますから。
資本主義では売上が上がらないと始まらない企業がほとんどですので、戦争に例えるのは良くないのですが、戦法が間違ってたり戦場だと思ってた場所がそもそも勘違いだったりすることが普通になった時代とも言えます。
複雑化し続ける世界市場という場所や、DXで得られる環境をツールとしての戦いが当たり前となると、その前のアナログ戦法は竹槍ですかね。勝負にならないのです。
ということで、真顔で常識人になれと教育されたことを、愚直に守るとなると企業として生き残れないということが明らかです。非常識なほど新しい流れをつかんで行動した人達の集団のみが生き残れるんでしょうね。
今朝は寒さをくぐって出社し、小人数で集まったメンバーたちとはこんな会話をしてたのでした。どうもコロナ禍では、人と会えばこの手の話になることが多くなりました。なんでだろう。
列車でも思うところが
爆弾低気圧の予報は当たり、夕刻には強風のため電車のダイヤが大きく乱れていました。
いつもならラッシュと当たって大混乱とかになるところ、そもそも閑散としているので私が乗った時には混乱は全く無かったですね。
マスクしろ、大声出すな、群れるなというのにも皆慣れているんでしょうか、街中でも駅でもみな粛々と無言で単独行動してる感じです。
それ自体には私も慣れてるんですが、乗れた電車が本当に寒かったですね。換気のために窓が少しだけ開けてあるんですが、さすがに今日はそれが全部のマドに適用されてました。
中距離電車となれば駅間は100km/h前後で飛ばすもんですから、暖房されてないも同然、バイクで走ってるのと同じような状態です。
さらに今日は駅に着いてドアが開いた時にも、凄まじい暴風が通り抜けるのでほぼ走行中みたいなもの。乗り合わせていた誰もが寒さに震えてました。明日はスキーの格好でもしていくかな。
まさかそんな状態になると予測してなかったので、あぁホントに通勤という行為自体を考え直すべきところに来ているんだなと再認識のスイッチも入りましたね。
JR東日本や私鉄各社も、終電繰り上げの「予定を繰り上げ」ようとしているようですし、そもそもの社会や経済の在り方をもう一度組み立てるいいチャンスに変えられれば、光が見えてくるのかなと思います。
なにをもってして、働いた、経済が活性化した、人のためになったのかの定義が、ガラガラとかわっていってることも感じる日でした。