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海外モバイルはSIMの利用が快適

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また国際旅行も盛んになってきたようですね。
スマホで連絡を取り合うことはもはや当たり前すぎですが、日本国内で当たり前だけど海外に出たらいきなり壁にぶちあたるコトの典型は、モバイルインターネット接続でしょう。
なにせ、いきなりつながらなくなることが普通に起こるので。

ここまでの認識は広くされるようになったのですが、その先に何を用意するかでちょっと日本の皆さんの認識が違うかなぁと思えること多しなのです。
韓国を中心に歩き回った筆者が、世界各地でインターネットを使うために今はコレでしょ!と勝手に思っているオススメの考え方と具体例を少々紹介します。

ルーターは終わり?


海外に行くぞとなると、その昔にはかなりの覚悟と決意をもって行かねばならんと構えたものですが、今となってはパスポートとクレジットカードさえ携えて行けば、ともすれば国内旅行より安く気軽に渡航できたりするようになりました。
その昔との最たる差は、やっぱりインターネットコネクションでしょうね。
いつでもどこでもスマホひとつあれば、誰かとの連絡はもちろん、地図やwebの情報に簡単にアクセスできますから。

言語の壁すら、翻訳アプリで自由自在なところにまで来ましたね。
旅の途中で必要なことのほとんどが、インターネットの普及でありがたくもすんなりこなせるようになってきました。

がっ!
空気のように当たり前のインターネット接続、特に移動している途中や出先でのモバイルインターネットコネクションについては、多くの人が仕組みをイメージせずにつながるつながらないと悩んでいる状況に頻繁に遭遇します。
実際に目の前で見た最悪のケースでは、「なんかわからないけどそのまま現地で使えた〜」と帰国後、50万円の請求が来た😱とか。
これはローミングサービスの単価が日本の10倍100倍の値段だったことが原因なのですが、まぁ情弱ビジネスですよね。
この手のものはだいぶ減ってきたものの、まだまだステルス落とし穴がそこらじゅうにバンバン開いています。

というところまでの認識を持ち合わせている皆さんは第一関門クリアで、wi-fiルータを使う選択を選ぶことでしょう。

でも、私の感覚では、これも結構高い料金を払ってることになるんですよね。
2023年現在の最適解は、SIMまたはeSIMだと思います。

SIMって何?


皆さんが実は当たり前のよう使用中の「SIM」とは、英語でSubscriber Identity Moduleの頭文字でその意味は「加入者識別モジュール」なのですが、その昔のガラケーなどにも挿されていた「SIMカード」の事を指します。
インターネット接続を電波に載せて提供するサービスを提供する会社(日本では主要4社)が、端末一台ごとにつなぐかつながないかなどの判断をするための情報が書き込まれています。
金払ってない人につないだらアカンですからね。

技術的にカードとして本体とは別にしておくのが良いとされていたので、今でも広く使われています。
ここ数年では、この物理的な「カード」も不要なeSIM(イーシム)が流行ってきました。
eSIMは実はエレクトリックSIMではなく、エンベッデッド(embedded = 埋め込めれた)SIMであって、スマホやPad端末の本体に焼きこまれている情報のこと。
各固体に埋め込まれている情報を、接続会社との接続契約情報でアクティベート(利用可能な状態に)すると、通話やデータが使えるようになるという仕組みです。

なぜルータがウケているのか


上に書いたように、SIMって言っているのは、キャリア(インターネット接続を電波で提供する業者)との契約内容のことです。物理SIMでも情報だけのeSIMでも。
でも今までは日本のガラパゴスケータイや、ガラパゴススマホによそのSIMをホイと入れても使えない仕組み(=SIMロック)にしてたので、SIMだけ入れ替えて他社や他国のキャリアを使おうとトライする人はすごく少なかったんです。
あれ?いまでも少ないかも。
知ってる人は便利に使えるというか、知らない人が高めのお金を払って損をしてる構図でしょうかね。

スマホのSIMロックを解除する、つまりSIMロックフリーにする、俗語ではSIMフリーにするためには、契約しているキャリアに申請して解除してもらわねばならなかったのです。
さらにその解除申請には、結構最近まで日本のキャリアが応じないのが通例だったというのは、けっこう驚きです。
まぁ利益追求フェーズでやっちまった感満載ですね。お陰で日本の製品・文化・技術の国際化が遅れたとも言えます。

そうこうしているうちに規制も緩和させられて、MVNO(格安キャリア)が台頭し、SIMフリー仕様のスマホもwebから簡単に購入できる時代になりました。
一度SIMフリー携帯を購入すると、もうやめられません。

一番のメリットは、あの理不尽なキャリアの窓口に行かなくて良くなることでしょうかね。
docomo, SB, auのすべてのキャリアと付き合ったことがありますがいろいろあったので、個人的にはもう勘弁です。
現在はOCNモバイルOneと、メインの楽天モバイルの2契約を、一台のスマホで運用しています。

その影響もあって、外国キャリアと契約をするとか、その証として自分のケータイにSIMを入れて必要な設定するとか、わからないか面倒くさいと思う人が大半でしょう。
そういう向きには、オールインワンになってるルーターをレンタルすれば、WiFi経由で簡単にインターネット接続できるようになります。
なにせ、現地キャリアとの契約も、ルータ内に入ってるSIMの設定も、レンタル業者がすでにすませてあるものが日本国内に配達されますので。
家や会社で使っているWi-Fi接続と同じように慣れた操作でインターネットが使えるようになるということで、日本ではまだすごくウケてます。

なぜルータ利用はもう古い?

ハノイの空港にて

実は、特にルーター使うのは古くないというのが答ですが、いくつか時代遅れになった欠点があります。

  • 値段が高い傾向
    • キャリアは通信を提供するだけで、それを実現させるためには本来SIMかeSIMが有ればOK。にもかかわらずもう一つルーターという追加機器をわざわざ用意することでSIMだけに比べ支払い金額が上がること多し。
  • 荷物を少なくするほうが旅のクオリティは上がる
    • 別のハードウェアを持つことで重量が増えるだけでなく、スマホ本体に加えてバッテリー充電などの労力も増える。
    • 空港で受け取ったルーターがだいぶ小さくなった〜と喜んでも、持ち歩きケースや重複する充電器やケーブルもついでに増えてしまう。
  • 電話番号はもらえない
    • LINEやXが有るから通話のための電話番号は全く必要ないという場合は問題無し。ただ、現地国の電話番号が無ければ現地の電話番号を用いた回線での通話SMSは使えない。電話番号をゲットするためには、少なくともスマホ本体にSIMかeSIMが入っている必要が有る。
    • 日本のSIMを挿入したスマホのまま、日本の電話番号(=日本のキャリアとの契約)を使って通話やSMSを利用すると、だいたいべらぼうに高い金額となり、泣くことになりやすい。そういう値付けなので。

 

ここまで書いといてナンですが、ルーターの利点もあります。

    • 海外でインターネットがつながる仕組みの理解も不要で、設定をやらずに済む。
    • 日本で受け取ると安心する。
    • テザリング機能無しのスマホでも、Wi-Fi接続を介して複数端末で同時に使える。

ではどうしたらいい?


たいがいの国に渡った時には、SIMショップが空港にあるので、そこのカウンターに行って、契約を買う。つまり、SIMかeSIMをゲットするわけです。ルーターのレンタルもやってるところ多いですが、実機の準備のために事前予約が必要なことが多く、まずSIMだけの契約が主流ですね。
この方法だとほとんどの場合、快適な最安値サービスにたどり着くことが多い実感です。
渡航前に軽く現地キャリアのサービスはwebで調べておくとベターかと。

が、だいたいどこでもカウンターには人だかりができていて待ち時間が長く、日本語も通じないことが多い。
スマホの設定をやってくれる場合もありますが、少なくとも自分のスマホを渡して設定してもらうことになるし、言語がよくわからん状態で何されるのかもよくわからんので、心配は大きめです。

この一歩手前が今回のオススメの方法で、SIM契約を日本で済ませておく方法です。
これなら心配は少なめ、料金安め、現地で無駄な時間少なめになるでしょう。

SIMを購入して使う場合のチェック項目:使おうとしているスマホは、、、

  • SIMフリーか?(ホントはSIMロックフリーと呼ぶべきですがなぜかシムフリーで通ってしまっています。シムフリーと言うと「SIMが無い」という意味になっちゃうんですが)
  • テザリング機能アリか(ルーターのように他の機器や複数人で使いたい場合)
  • 物理SIMの場合のスロットサイズ:標準(大昔)・micro(昔)・nano(現在) 参考
  • e-SIM対応:物理SIM無しのe-SIMを購入する場合、使うスマホが対応している機種であることが必要


SIMのサイズアジャスターとイジェクトピンのセット

 

今回私が持参して使おうとしているスマホはAndroidで、物理SIMスロットに1枚挿入可能で、もう1回線は楽天モバイルのeSIMです。
楽天モバイルは何も申請せずとも韓国で2GBまで高速インターネット通信ができるということなので活かしておきたいと思い、今回は物理SIMを選びました。

韓国現地SIMを日本で契約する方法

 

今回の渡韓では試しにSKテレコムのSIMを予約してみました。

SKテレコムは2023年現在、韓国最大の携帯通信会社ですね。
少々検索しても、SKテレコムから直接契約できるサイトを見つけることができず、邪推ですが直販はないんじゃないかと。
というわけで、たまに日本でアクセスして利用しているコネストで販売しているところに行き着きました。→リンク

ページ名:SKテレコム プリペイドSIM データ無制限・受信通話可能(1~30日)
このメニューを選んだ理由としては、データ(高速インターネットの利用可能な通信量)が無制限であることと、物理SIMの受け取りが空港のカウンターであること。
さらに今回は大邱の空港で受け取りたかったのですが、どうやらググっても他のキャリアの場合は受け取りカウンターが無かったので、消去法でSKテレコムになりました。

まずはこのページに書いてある日数を選びます。

通話受信無料と書いてある理由は、世界の多くの国ではエアタイムと言う「端末が電話会話などのために使った時間」に課金するシステムを摂っているところが多いため。
だれかから電話がかかってきても(受話しても)、自分に料金がかかるというのが常識の国もあるため、今回はそれは日本と同様かかりませんよということを強調しているわけです。

 

今回は20日間で60,500KRWのメニューを選択すると、参加日を訊いてきます。
そう、このサイトでの予約方法は、旅行のオプショナルツアーの扱いになっていて、提供メニューに「参加」するという扱いのようです。


日にちを選ぶと次の入力画面に進めます。


名前や日本の電話番号、メアド、滞在中の連絡先(=自分の携帯電話番号)を入れて次の画面へ。


参加オプションの「バウチャー」が発行されます。
これを画面コピーなどして窓口で見せると、内容を説明しなくても業者が詳細を理解できるという仕組みです。



これで後は当日空港のカウンターに行って、クレカでの支払いとともに物理SIMを受け取り、スマホに差し込んで設定をすれば速攻で使えるはずです。

これまたよくあるパターンですが、最初にSIMを利用開始する場合、アクティベート作業が必要となることがあります。SIMの説明書に書いてある指示に従います。(どうしてもわからん場合はカウンターに泣きつけばやってくれます)
1)APNなどのパラメータを、自分のスマホの設定画面から打ち込んで、携帯電話の通信先を決定する。最新機種なら自動設定の場合も多い。
2)SIMをアクティベートして、通信会社に利用開始するための認識をさせ、SIMに付随した契約内容を利用開始する。


たまに有るパターンとして、このように日本で予約して現地で受け取るなどと予約してしまうと、もし現地でもっと安くて良いサービスが提供されていたりした場合には、悔しい思いをすることにもなり得ます。
でも実は今回良いなと思った点ですが、予約時に支払いしてないし、キャンセルポリシーを読むと「予約破棄しても(=当日バックレても)金払わんでえぇで」となっているので、気軽に予約してしまいました。

今回のSIMの場合、韓国の電話番号が付与され、データは20日間使い放題になる(はず)です。
それでも1日3GB(ギガバイト)以上使うと、通信速度が5Mbps落ちるなんていうことも結構あるそうなので、あんまり無茶な運用はしないほうが良いかもですね。
まぁその昔は一日30メガまでの契約とかが普通だったことを思うと、隔世の感ありまくりですね。

P.S.
台湾の中華電信のSIMの満足度はMAXでした。
安い・速い・うまい!ので、空港でカウンターへGO!