台北の格安ホテル事情
台北の格安ホテル事情
久々の台湾訪問となりました。
前回来たのはなんともう19年前の2004年だったですね〜😅
ともあれ前回は自分でホテルの予約とかできなかったので、今回自力で予約→宿泊をしてみましたメモをお届けします。
ホテル探しの前提
今回も台湾訪問の入り口は台北です。
桃園空港から台北までの電車の車窓からは、大都市の高層ビルが次々と目に入りました。
もう二昔?以上のギャップ、成長を感じましたねぇ。
ちょっと調べたら台湾最高の高層ビル台北101は2004年竣工でしたね。
今回どんなところに泊まるかな?と考えたのはこんなイメージでした
・寝れればいいだけだけど、個室でできるだけ安いチャレンジ。
・日本旅館みたいのは都会に無いだろうなぁと考え、シングルルームでリストされているもの。
検索サイトはGoogleマップ、楽天トラベル、Agoda、Airbnbの4つをすこーし叩いてみて様子を見たところ、Agodaの引きが強そうだなと。
ともかく直前割引かなんかで安い物件にたどり着き、どうせワケアリなんだろうなぁと覚悟しつつ、2泊で7,025JPY(日本円)に釣られました。
取り急ぎ最初の2泊を台北駅からMRTで2駅のあたりに予約しクレカで支払いを完了しました。
(※一応今回、身バレならぬホテルバレしないよう、画像は適宜加工しました。)
日本のホテルと大違いの現実紹介
Agodaから日本の宿も予約したことがありますが、今回の台北で訪問することになったホテルは、マジで謎解きでしたね〜。楽しいっす!
まずはホテルの住所ですが、予約時に使ったメールアドレスに、ホテルが記載した住所が初めて知らされてきます。
そう、予約前にホテル名はわかるんですが、住所をググって調べようとしても出てこないのです。
ここらへんから謎解きが始まったのですよー。
あ!1つ目のわかった。これ、民泊だよね?
Airbnbを利用する時に酷似だもん。
そっかー、ホテル名が地名+APT(アパート≒マンション≒ビル)になってるもんなぁ
ホテルの絵の1枚目も、建物外観ではなく最寄り駅のかっこよさげな出口の絵だったりして。
ということは、看板出てないし場所は住所を頼りにきっちりたどり着かねばならんのだな、と悟りました。はい、台北なんか一人で歩いたこと無いし、まるで土地勘有りません。
まずはたどりつく
でもGoogleマップ様々、メールで送られてきた住所をちゃんとピンポイントで示してくれています。
あとは台北市の住所表示や仕組みが現地でどうなってるのかが鍵ですな。覚悟完了して現地入りしました。なんかこう言うの好きなんですよ。
着いた住所あたりにはホテル名は当然😄無く、この住所表記しかありません。
日本の町名や番地の感覚だと、通り=ストリートのシステムが無いですよね。台北は少なくとも欧米式のストリート制だと感じました。調べてないけど歩いてキョロキョロした感じからは。
通りの名前、ブロック名、番地表記あたりを総動員してもわからん時には、ご近所に訊くってことになりますが、まぁ今回の場合には見事に誰も居ませんでしたね。
そしてこの張り紙が貼ってあるところが目的地だということで謎解き1つ終了。
日本人に売り込んでいるようで、日本語表記有りです。
ドアを開け入場する
はい、この通りに受話器取って9を押しましたよ。
ん?何も起こらない。
あっ!9のボタンは見えてる黒いテンキーではなく、受話器についている電話のダイヤルキーだったんっすね。はい、9押したらどこかに電話かかりました。
呼び出し音が数回で中国語の返事。想定内。
日本語大丈夫ですか?と訊くと、だめ。
Do you speak English?と訊くと、英語モード開始!
ドアを開けるためのパスコードをちょうだいとお願いするも、Agodaの予約番号を教えろとのこと。
うむ、さすがセキュリティがしっかりしてますな。
手元のスマホで予約確認メールを検索して予約番号を探し出すまでに、1分くらいかかってしまったのは準備不足感が否めないですね。
はい、それ伝えました。英語で。
はい、通じません!じゃぁゆっくり言いますよ、英語で。
ってやってるうちに、なんかごちゃごちゃ電話の向こうで言ってて中断され、注意深く聞いてみると名前を聞いてるらしいので、フルネームで答えたら、予約が無いかもって言い出して、ヤバ!っと思ったものの、カタコト中国語で番号を伝えたら一発でクリアしました。なんじゃそれ?
なんかスペシャルフィルターでもかけてるのかね?
ともかく印象としては、電話先の人の英語がすごーくカタコトなのが参りました。
それでもまだ、ドアの暗証番号は教えてくれず、現地係員が中からドア開けて迎えに行くので待っててということで1分くらい待ってたら、さっきの男性の声の主ではない、女性の係員の方が出てきてくれました。
そして入った所のドアの裏に、ドアのパスコードが書いてありました。これメモっとかないと痛い目にあいますね。
私はスマホで撮影しておきました。紙のメモはなくすので。
部屋のキーを受け取る
入ったすぐのところにこんな光景が。
ホテルで言うと、フロントデスクですね。
誰も常駐してません。無人です。
が、今開けてくれた係の方がにこやかにそこに居ます。
でもなぜかしゃべらないで作業やジェスチャーで懇切丁寧に対応してくれています。
具体的には、電話の向こうのその英語が不得意な経営者かマネージャーか誰かが、ドアの関門をクリアした客がチェックインのためにそのデスクに来た時に、たくさん有る何番のキーボックスを暗証番号何番で開ければ中にキーが入ってるよ、という算段になっているんだと思います。
でも英語通じにくいんっすよ。あらー、と思ってたら、そのにこやかなオネーサマが無言で勝手にどれか一つをササッと開けて、キーとなるカードをくれました。
ありゃりゃ??クリア?
一応電話の向こうの主にもうゲットしたぜいと一方的に英語で話をした直後に、電話ぶちぎりましたーー🤣
部屋へ
もとはオフィスビルかなんかを改造したんでしょうかね?
遅めのエレベータが有りました。4Fへ。
重いスーツケースとかでも一応いけますね。
必要最小限の廊下と多めの部屋。
部屋は至って快適
作りが新しいので、リノベーションから日がそれほど経ってないんでしょうかね。
いつも一番気になる水回り、結果オーライでした。
熱めのお湯、水はけ、水漏れ、などなど問題なーし。
ウォシュレットは欲しかった。。。
寝床も問題なし。
PC作業机は実は欲しかったんだけど致し方なし。
ミネラルウォーター、一日2本くれました。ありがたい。
あとで気がつくんですが、屋台やちょっとした食堂でさえ、水やジュースの提供がないところが多いのですね。
水の1本くらい持ち込んで食事するなんてのが結構当たり前のようです。
謎解きのホテル生活、快適に2泊過ごせました。
日本のホテルに慣れた人は、最悪評価とかしてしまうこの事実上民泊。
気楽に快適に使えるという意味で、この手の宿を開拓していこうかな〜。