使用感の続き【M1搭載MacBook Air】
M1 MacBook Airを使い始めてまもなく2ヶ月になろうとしています。なんかすでに、生活の一部に溶け込みました。
ということで、その後の使用感などを少々ご紹介しておきます。
M1 MacBook Airは早速値下げや中古も
凝った構成だとまだ注文後1ヶ月待ちだとかとのことですが、こちらのモデル(M1チップ 8コアGPU / SSD 512GB / 8GB: MGN73J/A)は吊るしモデルなので手に入りやすいのかな?と思います。
2ヶ月経ってないのにもう価格がちょっと下がってきてるのはお決まりですね。現時点での状況はこんな感じですね。
MacBook Air Retinaディスプレイ 13.3 MGN73J/A(Amazon, 楽天)
中古もすでに出始めてますが、ファンもついてないし、HDDも入ってないのでまぁ壊れようもないし、キーボードも経年変化まで行ってないでしょうからお得だとは思います。出物はまだほとんどすぐ売れちゃうようです。
前回の記事で、互換性に問題がほとんど無い印象だったと書きましたが、その後の使用感はワタシ的には満点です!
なんていうんでしょうか、チップがiPadに使われている系統の延長だということだからか、Appleの戦略通りに誘導されてると言うか、シロートユーザー的にはPad系の使い勝手に似てきてると感じます。
皆さん同じ印象を書かれてるようですが、特にスリープからの立ち上がりが一瞬なだけで、もはやPCの扱いではなく一歩進化した感じが伝わってきています。
でも形はAir系の薄型Mac(=PC)の形なので、開いてキーボードのスタイルとなるとiPadとは全く違う使用スタイルになるわけで、これまた新感覚ですね。文字を打ち込むにはこの形が最適です。
さらに遠距離通勤の電車の中での稼働に、サイズ的にもピッタリハマるので、ホント良かったと思います。
バッテリの持ちも次世代
バッテリの持ちがわかるデータをひとつご紹介します。
iStat Menusを愛用してまして、相当にいろんなデータを表示してくれるのですが、バッテリの状況もログが取られていてこういうグラフを表示できます。
ある平日の朝、バッテリ100%充電完了後に家からM1 Macを持ち出し、電源無しで通勤電車とオフィス、そして自宅で稼働と丸一日稼働させてみたデータです。塗りつぶされている部分は稼働中、歯抜けになっているところはスリープ中です。
感覚的にはざっと今までの4〜5倍電池がもつ感じですかね。1時間あたり10%も減らないんですよね。もちろん使う内容によるんですが、相当重い演算をしても大丈夫なイメージです。
グラフの右側、夜7時位から急激に残量の減りが速くなっているのは、自宅に戻ってUSBハブにてんこ盛りに機器をつなげて、2.5インチのハードディスクもつないだ上でTimeMachineでバックアップをしながらバッテリのみで稼働していたからです。
モーター付きの外部機器をつないでもこの程度しか減らないというのは、いかにプロセッサなどの内部機器が電気食わないかを示していて、感激の域ですよね。
小さいことだが、ファンレス最高
また、MacBook Airを選んだのは、ファンレスだったのが主な理由です。
実は今もほぼメインで使っているmid2015-16インチモデルのMacBook Proでは、ごく普通に使っている状態でもファンがボーボーとうなりまくる場合が多いことにウンザリしてたのです。
家ではイヤホン両耳に突っ込んで生活しているので多少マシですが、これを電車の中で使うことはデカイしうるさいしであり得ないですね。
そしてこのM1 Air君にはファンがそもそも付いてないので安心して無音、でも場合によってはパフォーマンスに制限がかかるのかな?と思ってました。
実際のところ、気が付かないだけかもしれませんが、電源つないで動画のリッピングをかけながらとかでも一回も遅くなったこと無いんじゃないかと思います。あ、ちなみに上記MacBook Proよりも演算は倍くらい速いです(Final Cut Pro使用にて)。
そして驚くべきは、そんな重い演算させた状態でも本体は冷たい(または生暖かい)ままなんですよね。そりゃファン不要だわ、と。用途外ですが、極寒電車の車内ではアンカになりません。
よほどマニアックな使い方をしない限り、一般人の用途には十分な性能と言って良いと思います。
あと、付属の電源アダプタはUSBハブにType-C 30Wで、今までのクラスにくらべたら小さいものの、やっぱりもっと小さい方が持ち運びに便利だわということで、手持ちの小型18WのUSB PDタイプ(こんな感じのもの)をつなげて充電しています。小さく安くなったもんですよね。
なんとこんなちっぽけなパワーアダプタで、稼働中に充電が進んで満充電まで行ってくれます。
電源系の悩みが解決されるということが、とっても精神衛生上良いことなんだと改めて感じています。