MirrorのNFTサービス【仮想通貨で出版も新時代へ】
世の中に数多くのブログサービスがありますが、文章の書き手にとって革命的なと思えるサービスが紹介されていました。
仮想通貨と触れ合うようになってちょっと書き留めておいたのも、もう半年前。
Mirrorに登録してちょっと書いてみましたので、メモしておきます。
Mirrorのサービス内容
ビジネスとしての作家やブロガーが報われる道?これはもしかしたら今の出版社の概念をなくしてしまうかも?
デジタル界で活躍されているマナブさんの投稿により、ミラー(mirror.xyz)サービスが紹介されていました。
https://twitter.com/manabubannai/status/1445950718771228673?s=20
NFTと言えば、四角アイコンでおなじみのイラストや絵を、唯一無二だと証明する仕組みですが、ここでは書いた文章もNFT化できるサービスなわけですね。
となると、文章を書くことを生業としている人にとっては、収益化の仕組みとしてかなり可能性が広がるのではないかと想像します。
今主流のデジタル出版の仕組みでは、一度書いたオリジナルの文章をデジタルデータとしてコピーしてしまえば、収益化する際の管理が大変です。
でもNFTを取り扱うプラットフォームに書いたコンテンツを載せてしまえば、非常に楽に流通・課金・管理等々が可能になります。ブロックチェーン技術を使い真贋の判定が不要になるため、オリジナルなのかコピーなのかの管理工数が不要になるからです。
また現在でもたまに起こることですが、ブログをせっかく書いてもサービスを提供している企業による内容規制の対象になったり、ともすればアカウントを消されてしまうケースもあります。ブロックチェーンの技術でこれが起こらないようにすることができるというのも画期的なところですね。
さらにクラウドファンディング・オークションなどの機能もすでに実装されてるので、今後いろんなサービス展開の可能性が開けます。
「論より証拠」とまではいきませんし、私は物書きでもありませんが、私も取り急ぎ登録してエントリーを書いてみました。
mirror.xyzへの登録方法
まずはhttps://mirror.xyz/にアクセスしますが、その際に自分の仮想通貨ETH(イーサリアム)ウォレットが使える状態のブラウザを使います。
今回のこちらの環境 : Google Chrome (macOS Ver.11.6) + MetaMask
※MetaMaskの導入方法などは、このリンクあたりが参考になるかと思います。
https://mirror.xyz/にアクセスし、最初に表示されるページの右上のConnect Walletを押して自分のメタマスクと接続します。
どのウォレットで接続するかを聞いてきますので、MetaMaskを選択します。
MetaMaskからMirrorのサイトへの接続許可を求められるので、署名を押します。
この画面が表示されたら、Create Signing Keysを押します。
Mirrorのサービスで用いられるための個人データがウォレット内に保管されます。
ここまでくると、各種サービスが使えるようになります。
いくつかのサービスはまだロックされている状態です。
Twitterとの紐付けができるようです。
Profile画面でTwitter設定のボタンを押すとこの画面が表示されます。
Post To Twitterを押すと、自分のTwitterから送信するための文章が表示されますので、そのままツイートします。
その後しばらくしてVerify Tweetのボタンが現れますので、それを押せば紐付け完了です。
Mirrorで書いてみた
ミラーでの編集画面はごく一般的なものなので、編集で迷うことは無いと思います。
日本語の入力も見た感じ全く問題なく動作し、公開後も正常に表示されています。
ともあれMirrorサイトにメモを書いてみた結果をご紹介しておきます→リンク
ただ、肝心の機能であるNFT化はまだしていません。ETH(イーサリアム)のネットワークではガス代(Gas Fee)が結構高いため、今回はちょっと保留としました。
NFT登録の手順画面だけ次にメモしておきます。
ETHのガス代
記事投稿画面の右上に、NFTのチェックボックスが表示されます。
これにチェックを入れてSaveを押して次に進むと、
MetaMaskの窓が現れて、ガス代だけで8000円前後かかると言ってきます。
この画面は見てるうちにどんどん変わるので、いざNFT化して公開する場合は、いいタイミングを見て行うということなんでしょうかね。
確認ボタンを押して次に進みます。
Funds recipient(お代の受け取り者アドレス)を入力して、チェックボックスに確認のチェックをいれると、Publish And Mint Entryが押せるようになるので、決済されることになります。
edition salesから2.5%の手数料がMirrorの収益になるということでしょうかね。
文書書いてポン!と押すと1万円弱かかるとなると、そりゃきちんと考えて投稿せねばなぁ、、、と思います。
ともあれ今回は、Mirrorサービスの表面上だけを眺めてみました。参考になれば幸いです。