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【Anker Nano II】USB Type-C PD 45W買ってみた

ガジェット・Mac・PC・電気電子 技術 生活

GaNトランジスターを採用した充電器の開発が進み、小型軽量化したなぁなんて思ってましたが、さらにこんなに進化するとは。

引きこもり生活も、かなり世間的には緩んできて外出の機会が増え、持ち物をもっと減らそうといつも画策してるわけですが、もひとつ新調しましたのでレポートしておきます。

USB Type-C / PD 45W AC-DCアダプタ


というわけで今回は、Anker Nano II 45Wを買ってみました。

結論としては、ホントすばらしい!軽量でパワフルですね。アンカー、良いっすね。
→参考リンク(Amazon, 楽天)

パッケージにある説明書きのとおりですが、小型の主な理由はGaN(窒化ガリウム)素子の採用です。
そこにAnkerの技術が加わり、小型化を実現しているとのこと。

電源アダプタは、使用時の放熱やノイズの対策が重要で、ヘタすると加熱などによる事故にもつながるため、PSEマークはもちろん、信用のある会社の製品を使いたいと思う装置ですね。

パッケージなんですが、なんか磁石でパチっととまるおごそかな箱で、一番右には透明なカバーがきれいに付いています。

あれ?どうやって開けるんだ?とちょい迷いましたが、
よく見ると△タブが付いてました。

マニュアルには使用方法の図がのっていますが、ケーブルは同梱されてないのでちょっと誤解生むかも。

スペック的には、このクラスでは全部入りみたいな感じです。
USB Type-Cポートを備えたスマホ、iPad、Macintosh、PCなど、ほとんどの場合充電できると思います。
USB PD(USB Power Delivery)規格ですので、この電源から電力を受ける機器との”会話”で、自動的に電圧と電流が決められています。

その際、接続に使っているケーブルの状態も判断材料に加わるので、実は注意が必要です。
ケーブル選びは相当複雑なんですが、詳しく説明してくれているサイトがありました。→リンク

ゲーミングPCなど、パワフルなPCな場合はアイドリング時に45W以上電力消費するケースもあるので、その場合は充電できず、内蔵バッテリーの補助、使用時間の延長程度となります。
PPSとは、Programmable Power Supplyのことで、スマホなどで「超急速充電」モードと謳っている場合への対応ですね。

本体サイズなど


AmazonのAnkerのサイトでは、Nano IIには3機種、30W, 45W, 65Wタイプが設定されているようです。→楽天内サイトはこちら
今回は中間モデルの45Wタイプです。小さい!軽い!

幅35mm

高さ38mm

奥行41mm

66グラム(マニュアルには68gの記載→おそらくこのハカリの誤差でしょうかね。でも軽い!)

これまでメインで持ち歩いてたアダプタAnker PowerPort III 65W Podは、実測117グラムなので、倍くらい重いですね。

せっかくなので、サイズの違いも撮影しておきました。
左がPowerPort III 65W、右が今回のPowerPort II 45Wです。
この置き方では、3倍位の差が感じられます。

両タイプとも100Vのプラグが、本体に格納できるのは持ち歩きにはメリットです。

なんかAnkerのロゴも見慣れてきました。昔は何?どこの?とか思ったんですが。

ついでにM1 MacBook Airで今でも自宅でメインで使っている18Wの電源アダプタとの比較です。
動画の演算やメタバースで動き回るなど、演算負荷の高い作業をしない限り、18Wでも通常稼働させてくれます。
2020年くらいに買った白い18Wのほうは、今回をもって外出用からは引退になりますね。今回の右の45W版より大きくて半分以下の性能なので。。。

アダプタ持ち歩きの葛藤


毎日使うスマホにiPadにPC。もうすっかり身の回りの品として持ち歩く充電人生です。
当然ながら電源の確保と充電が必要ですが、その昔は、機器の数だけ充電器や電源を持って出るのが普通でした。
さらに海外だとACの電圧もプラグ形状も違うケースがほとんどなので、ガジェット周りだけで数キロの荷物なんてのは当たり前だったのです。

今はサイコーですね。ほとんどがType-Cで動作OKな世の中になってきましたので。
そこで気になるなのが、充電器(電源)の性能、つまり最大電力が何ワットの充電器を持ち歩くかです。

充電器はパワーと重さ・大きさが比例してどんどん重くなるのが悩みです。
これまでM1 MacBook Airを持って外出するときに、純正30Wの106gアダプタは、正直大きく思いと感じます。
今までの電気大食いMacに比べればだいぶ小さいんですけどね。

なので、アキバで買った当時2000円位だった18W(ワット)56グラムのPD充電器を持っていくか、純正を持っていくかの葛藤になります。
というのも、18WだとM1 MacBook Airで充電できない「こともある」ためです。消費電力多い演算中は、ちょっと18Wだと足りないんですね。

でも今回45W、しかも小型のアダプタをゲットしたことで、とりあえずこんな呪縛からは開放された感じがしてます。大げさかもですが。

一応念の為M1 MacBook Airでの、この45Wのアダプタの認識を確認しておきました。


↑一応大丈夫そうですね。

ちなみに以下は18Wタイプの認識のされかたです。

というわけで今回は、Anker Nano II 45W購入のレポートでした!
スマホ用にもPad用にも、小型でパワフルなのでオススメしておきます。
→参考リンク(Amazon, 楽天)