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台湾ホテル紹介5連発:2/2(2023年6月)

世界 台湾

台湾ホテル紹介5連発

台湾ホテル事情後編(2/2)です。
前編はこちら、また今回全5軒のホテルリストはこちらです。
では、どうぞ🇹🇼

#3 傑仕堡有氧酒店

個人の好みの問題ではありますが、安いところをついつい追求してしまうので、思い立ったらオタメシの精神でフツーのホテルにも泊まってみました。

傑仕堡有氧酒店と漢字で書かれても、音に出して読めなければ会話で人に訊けませんね。

ピンインではJiéshìbǎo Yǒuyǎng Jiǔdiànらしいので、カタカナ的にはチエシーバオ ヨウヤン チウティエンって感じでしょうか?さらに四声(抑揚)も添えて関西弁風に唱えないと通じんらしい。
それだったらジャスパーホテル板橋台北と言ったほうが分かりやすい覚えやすい、でも現地の人には通じないみたいなジレンマを感じます。
やっぱ現地の言葉に何時間触れるかで会話ができるできない、通じる通じないが決まりますね。

でも旅行者にとっては実際、現地の人に訊く必要が最近無くなりました。スマホ君インターネット君のおかげですね。
何はともあれ高速データ無制限の現地SIM契約。イマサラですが、これがダイジだと痛感します。
技術が進歩して、人との触れ合いは減るの法則。良いのか悪いのかはさっぱりわからんですが。

さて、このホテルは台北市と思いきや、隣の新北市(しんぺいし)です。
台北までMRT(地下鉄)で結構すぐなのでほぼ台北の生活圏ってことでしょうかね。
ソウルを取り囲む京畿道(きょんぎど)のように新北市は台北市を取り囲むように広大で、例えば今回市内バスで台北駅近くから1時間以上行った金山という街も新北市でした。


エントランスからして、ちゃんとしてますねぇ。
昨日までのホテルとのギャップが😅


なんか久々にちゃんとしたホテル感アリのエントランス。えぇねぇ。

なんか、床とか調度品がピカピカだぁー。

ツルツルと思いきや、滑らないワックスでも塗ってあるのか、歩くの快適です。

ペンギン様もおられるようでした。

 

当然のようにカフェ併設。
スタバも台湾に一杯ありますね。

当然のように受付フロントでは完璧な応対でした。
というか、日本のビジネスホテルレベルのちゃんとした対応という印象でしたね。
ただ最初に日本語で良いですかと日本語で訊くとニコッと首をかしげられたので、会話を英語に切り替えました。

お隣の国、それも漢字圏で英語を使わなければならないのはホントーに残念な気がします。
もっと中国語というか現地語勉強しろよってハナシですが、それがなかなか叶わんのが言語ってーもんです。
便利な英語にすがる生活はしばらく続くでしょう。

まぁ「便利≒味がない≒人との交流が深まらない」ってのも世の常でしょうかね。


部屋のキーは、当然のようにカードでした。
全然説明されなかったですが、部屋が有るフロアに行くには、このカードをエレベータ内にあるセンサーにかざしてからボタンを押す方式です。
まぁセキュリティが1段階上がる仕組みですね。


部屋までの廊下もフカフカで気持ちいい。


うむ、部屋のドアからしてかっこいいっすね。
部屋番号のバックライトが贅沢感アリで。
パッと見ただけで、エントランスのために3つも照明してる😆


部屋はさすがにきっちりしてますよねー。広い!


なんか一人で寝るだけなのに、メッチャもったいないと思ってしまうのは私だけ?
ちなみに2人まで同料金ですね。

なんかスリッパ無いぞ?って探してたらあまりに立派な棚に差してありました。

入り口ドアから室内まで4歩くらいありますな。

微妙に洋風なのか、洋式ウォシュレットトイレのドア下が大きくあいてます。

SUPERLETってメーカーは初めて目にしましたが、まぁ普通に快適な洗浄機能付き便座でした。
ウォシュレットってのは登録商標ですが、一般用語に言い換えるの大変な機械ですね。


トイレと別になっている洗面所と、その奥のシャワールーム。


今日日、浴槽付きバスルームは流行らんのでしょうかね?
私が遭遇する限り、良さげな最近のホテルほどシャワーしか無いような気もする。
今回の台湾では8泊しましたが、実際一回もバスタブ使いませんでした。
というか、毎日暑くて体が温まりきってるので、シャワーで十分かと。

なんか照明も行き届いてるんですよね。いっぱいスイッチ有る。

どうやらこちらの説明書では、ホテル名はシンコン ジャスパー シニアレジデンス というらしいです。
日本語てんこ盛りで書いてくれてるのに、会話は通じないってのが面白いですね。
もしかしたら街中でいっぱい聞こえている韓国語の方が通じたのかも知れません。次回試してみます。

ちなみにこちらはパスワード無しのwifi。便利だけど一応VPN差して使いました。

こちらのホテル、それはそれは快適でした。
が、私の行動パターンでは、シャワーと寝るだけなのに3〜4倍の値段払ってここに泊まるかと言うと、ごくたまにでOKですかね。
その分滞在日程増やす方がいいかと思う派です。
ホテルに求める機能として、コンシェルジュ、ジム、カフェ、見た目、ブランド、セキュリティ、などなどが必要な向きにはこちら、最適なホテルかと思います。

#4 億苑旅店


さーて、きましたよ。味のあるホテルが。
台湾最終ホテルでやっぱりAgodaで選んだこちらのホテル。
検索条件は、台北市内に近く、地元生活感が有り、個室で、机が有る、できるだけ安い、です。


どうですか、この風景。
どうもこういうローカル路地感、好きなんですよね〜。
でもここ、MRTの府中駅から徒歩3分くらいなんです。

予約書にはYi Yuan Hotelって書いてありましたが、やっぱり漢字で億苑旅店のほうが意味で覚えやすい。
遠くからの看板の視認性も良い。でも読み方わからんから発音できない笑。
日本でも看板の書き方はもちろん日本語読めない人にはハードル高いわけです。
これ韓国でもハングル読めない人は苦労するの法則と同じ。

ちょっと映画の1シーンみたいな構図だと思いました。

フロントは明るく頑張ってる感出てます。
ただここでくつろぐ人は見ませんでした。
受付してくれたオカーサマ、めっちゃフレンドリー。

ただ言葉が日本語無し、英語すこーし、中国語でグイグイ来るって感じで、楽しく勉強させてもらいました。
ちょっと想定外だったのはこちらの宿、現金オンリーです。
裏に回った表通りにセブンイレブン有るから明日の払いでいいよ~と信用してくれました。
まぁ、パスポート撮影されてるので大丈夫と思われてるんですけどね。

こちらはおそらく相当長く営業されてるような雰囲気。
年季が入った設備、中華なデザイン、飾らない実質主義?、、良いじゃないですか。


遅ーーいエレベータも味を醸し出してます。
なにげに漢字なので意味わかるのが安心感〜。

故障したりしたら無理するな的な張り紙。
年季入ってます。


ちゃんと6階に到達。
噛めば噛むほど廊下も味が出てるー。

ただ、最新のセキュリティでガチガチですよ〜。
ついでに避難経路も確認、と。

 

 

はい、部屋に着きました。
鍵はボタン押す方式のまぁ旧式ですね。
ここはセキュリティが昔のまま、と。


なんか物理キーと一緒にRFIDタグが付いてるんですが、使わなかった。なんだろう?


で、部屋はこんな感じ。
広〜い。都会の安宿サイズではなーい。
お目当ての机はちょーーっと小さいのでMacbook置くくらいしかできませんが、そのすぐ右に、、

モノをたくさん置ける台が有って、これがなにげに便利すぎました。
スリッパもなぜかペラッペラの使い捨てでなく、ビチャビチャにしてもOKなしっかりしたもの。
結果その方が快適だと私は思いました。

見た目イマイチですが、機能的には十分。
ウォシュレット無しなのがちょいと不満点。まぁなんとかなるのだが。

それより、昔のホテルあるあるですが、初回お湯を出し始めてから暖かくなるまでに1〜2分はかかりますね。
長〜い配管を通ってくるんでしょうけど。
それとボイラーの温度低めもアルアルです。設備コストカットの常套。
でも暑い国なのでまるで無問題っす。

いかにも安そうなwifiです。
が!爆速でした。さすがIT国。


日本の自宅光回線より速いではないですか😂


翌朝、部屋の窓から眺めた街の様子です。
晴れるのはいいですね~。
でもすでに暑い一日が始まってますねぇ~😱

#5 靉嗨三多行旅


このホテルは、今回の台湾訪問で唯一の台湾南部、高雄(カオシュン)に有るホテルです。Adodaでの当日予約です。

どんな割引か、一泊3000円ちょっとだったのでボロボロを覚悟してましたが、なんと大通りにも面している立派なホテルです。

なんか昔、竹森会館だったんですかね?
空襲時って表記も、なにか国の置かれてる環境によるもんなんでしょうか?
まぁ地下室有るくらいなので、しっかりした所なんだと想像します。
それにしても漢字読めない人はこの看板の理解は不可ですね。


エレベータが台湾三菱製でした。
普通に綺麗で速いものの、部屋は2階。

なんかやたらと避難経路が書いてあるので物々しい感じはありましたが、滞在の結果、特に意味はなかったのかと。

部屋の鍵は物理キー。英語無しで漢字で理解してね方式。
まぁだいたい日本人ならわかるんじゃないですかね?
I Hiホテルですが、石川島播磨とは関係、無いでしょうね(想像)。

廊下は地方都市の伝統ホテルあるあるの雰囲気。
なぜか韓国と似てるとも思えます。
ここでも消火栓の真っ赤っかがインパクト有りです。

部屋に付いてオットーーー!って声出してしまった。
とっても広くてゴージャス感あり。
値段で先入観持っちゃいかんですね。


なんと2人でも同料金なので、シェアすれば激安だなーなんてよぎりました。

浴室も今回最大でした。
やっぱり台北より高雄が良い?

お決まりの水二本支給。ありがたい。
タオルフカフカ。設備もアメニティも充実〜。

日本語が書いてありました。
日本人客が多いってことでしょうか。
韓国語が書いてないのが逆に新鮮。

よく冷えた冷蔵庫。
入れたヨーグルトが凍る寸前でした。

「ちゃんとした」洋服ケース。
逆に新鮮。

今回唯一の設備驚き。
空調のスイッチなのですが、一個一個ONにしていくと強くなる方式。
初めてだわー、この方式。

今までで初めてのトイレットペーパー無しのトイレ。
紙はティッシュです。
台湾のトイレは配管が細いので、基本紙は便器の中に流さずにゴミ箱に入れる方式と聞きました。

アルファベットでなく漢字で熱冷と書いてあるのが新鮮。
欧州ではどっちがどっちかわからんことも多しだけど、漢字は良いねぇ〜。

まぁまぁ年季を感じるタップ。
お湯、熱くて圧力有りでした。

よくある備え付けシャンプーリンス方式ですが、完全に壁に埋め込み式になってるのはすごいかも。
英語も書いてあるけど、韓国のようにハングルだけだとわかりにくいなんてことも無いですね。漢字なので。

なんかよくわからんけど、滑る人おおいんですかね?
安全管理、危機管理に周到なホテルってイメージです。

ほらね、ここにも避難経路が書いてあるし。

ともあれこちらのホテル。
靉嗨三多行旅=Ài Hāi Sān Duō Xíng Lǚ≒アイハイ サントゥオ シンリューは、ぜひまた泊まりたい宿となりました。


最後までご覧いただきありがとうございます。

前編の台湾ホテル事情後編(1/2)はこちら

全5軒のホテルリストはこちらです。