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東京オリンピック「延期」を検討ですか

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朝、昔ながらのラジオで目覚めます。

ラジオクロックっていうんですかね、さすがにダイヤルが回る式のではないですが、AC100Vつなぎっぱなしで5Wくらい食うヤツです。朝5時半になると勝手にラジオが小音量でONになって、30分後に音量アップするパターンにしてあります。

 

 

だんだん明るくなる照明を目覚ましに使うと、すごく気持ちよく起きられるなんてのも有るらしいですね。結構な値段するとか聞いたんで、自作でも検討しようか。あ、白熱電球じゃないからLEDもそれ対応のじゃないと駄目とかいろいろありそう。

で、オリンピックの話題が寝ぼけた頭に入って来たときに、目がぱっちり開きました。オリンピックの延期を検討、と。4週間以内に結論を出すんだそうですね。

延期を延期をと強調してるので、ん?なんだ?と聞き入ると、「中止」は検討していない、と言うことを強調したい模様。え、そこ?

IOCの今朝の緊急電話会議で、中止は「議題に上がっていない」ということで、なんだか歯切れの悪い感じです。そういう表現のしかたが有るんですね。

いずれにしてもアメリカでの感染拡大対策が本格化した情勢では、オリンピックどころじゃないとは直感的に思うのですが。

オリンピックの憲章では4年に一回開催と定義されているらしく、これを延期とか中止とかにしたら、もう憲法改正とか憲法違反とかいうレベルの取り扱いになるんでしょうけど、あれ?そもそも世界の国が参加するとは言っても、国の法律ではないっすよね?

トランプさん、安倍さんに色々と「助言」をしているそうですが、そもそもいろいろ決めるのは個別の国ではなくて、IOCですよねぇ?

放映権とかチケットとか、あまりにも巨額のお金が動いているので経済的に影響が有る関係者も多数存在していて、いろいろと必死に叫んでいるのを目にします。そういうことより、パンデミックによる被害をまずは最小限にする話題を優先して、かき消さないようにするのが先決じゃないですかね。

そういえば去年から、東京都の関係者が直接オフィスにやってきて、東京の交通について企業の対策を要請されています。要はオリンピックの期間都心のド真ん中とか、会場・宿舎周辺の交通の邪魔をしないで頂戴、って内容です。それに付随して、リモートワークなどの仕組みを始めてほしい、などなど、綿密な取り組みがバッチリ出来上がっています。→TDM

そんな準備をある程度進めていたので、会社全体のカレンダーとか輸送関係者への手配とかのアレンジはある程度進んでました。が、ここに来てリモートワーク関連の整備が全く進んでいなかったことが露呈しました。

急遽関係者が結構集まって、切った貼ったの議論の末、自宅に限ってリモートワークを認めるとか、時差出勤をかなり限定的に認めるとかの策が始まったんですが、これまたあまり、というかぜんぜん進んでません。ランチの社員食堂がいつもより満員ですもん。

外に出られないから出勤したらそのまま会社に缶詰め。そんなわけで打ち合わせスペースもいつも満杯。

同じような時間帯に、オフィスに普通に通勤してくるということは、社会システムに対して、今は特に大迷惑をかけていることになるんだという考えに至るのが自然と思えますけど、出勤してきちゃうんですね、習慣で。非常事態宣言や戒厳令でも出れば、強制終了になるだろうけど。

理由を私なりに考えると、企業活動を進めるために必要となる「会議」の主催者などのITリテラシーが低すぎるのがベースに有るのではないかとも思います。会議室のシステムなんかこれから投資できない、とか、え?PCでできるのか?とか、Zoomってなんすか?とか。

せっかく全員スマホ持ってるのにねぇ。ちなみに個人持ちのケータイにLINE入ってない人のほうが珍しいと思いますが、なんと会社のケータイにはLINEインストールはブロックされてます。とほほ。

持ってなかったらまずは、PCにもスマホにも100均あたりでイヤホンは買っといたほうが良いすよ、と推奨しておきました。

どうしても企業文化的に、会議の道具としてのIT機器やアプリ類をいじったりしてると、遊んでないで仕事しろ的に映りがちですが、今回ばかりは必要に迫られてみんな使い始めたようです。

細かい話ですが、ハングアウト Meetってアプリを使ってある程度稼働してますが、機能がシンプルすぎて、イマイチ打ち合わせがはかどらないことも多い。今のところZoom利用率が高いですね。

オリンピック期間に長期夏休みを企んでいた私としては、とっても悶々とした毎日が続いております。はい。