【ジョブリセット】世界経済フォーラム

働き方 社会 経済

世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)から、ジョブリセットという単語が出ています。

リセットと聞くとちょっとドキッとしますが、社会を、世界を良くしていきましょうという提言の一環なのかなと思います。

 

世界経済フォーラムとは

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世界経済フォーラムは国際機関として認められた機関で、約50年の歴史が有ります。

本部はスイスに置かれ、世界の情勢について改善していくために、経済界をはじめ、学界、政界などからの世界的リーダーが集まって官民連携する活動をしている機関です。

ダボス会議を聞いたことがある方は多いと思いますが、日本からも首相をはじめ多くが参加しています。

ここで討議された提言は、世界を動かすと言われていて、国際情勢や経済活動に大きな影響を与えています。

ちなみにダボスはスイスの山間部に有る、人口1万人ほどの町で、スキー場や美術館などがあるリゾート地です。一回訪問してみたいもんです。

そんないい環境のところで行われる会議は、それは高尚なんだろうなと想像しますが、意外と普段の生活や人生にとって関連してくる話題も多いように感じます。

グレートリセット

environment どうやら2021年1月に開催されるダボス会議の議題はグレートリセット、大いなる仕切り直しとでも訳すんでしょうか、戦後そのままになっているシステムや考え方などを、いわゆるニューノーマルにそぐう形にしていくということなのかなと思います。

で、何がそんなにグレートなのかということなんですが、高度経済成長で良しとされていた大量生産大量消費が環境破壊を起こし、人々に格差を生じさせたという仕組みから、人々の幸福を中心とした経済にしていくべきであると舵を切ろうとするものと聞こえています。

資本主義から、才能主義へのシフトが求められる、社会的市場経済を作っていくことが求められていきます。簡単にいうと、大国の利己主義はダメですよということでしょうか。

もともとそう考える潮流は有ったものの、コロナ禍で世界情勢が急激に変化し、制約が大きい環境でモノを考える必要が一気に出てきた影響を感じます。

ジョブリセット

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そして、このWEFの日本のページを見てみると、ジョブリセットサミットが2020年10月に開催されたようです。

ジョブ・リセット・サミット | 世界経済フォーラム
https://jp.weforum.org/events/the-jobs-reset-summit-2020

この中には、なかなか壮大なテーマがずらりと並んでいて、いくつも無料で読めるようになっています。

4つの大きなテーマのうち、身近に感じるのは、仕事、賃金、ジョブ・クリエーションに関する議題です。

日本では、世界でも珍しい終身雇用制での企業による雇用形態、つまりメンバーシップ型雇用になっていますが、ここから否が応でもジョブ型にはシフトしていくはずです。

これはやはり、世界を知った上で知恵を出し合い、才能主義で支えられる世界の仕組みを創っていくべきなんだろうとわからせてくれます。

じゃぁ具体的にどうこれから我々は日々の人生を送っていったら良いんだとなると、やっぱり兼業やコミュニティ活動、それと平行して勉強・知識インプットの継続といったところでしょうか。

また得た富は、儲けて蓄積するより何にどう使うかの方がよっぽど難しいので、そこに頭を使うべき時代になったとも言えるでしょう。

雇用では、兼業を認めない会社には、今後優秀な社員の入社は見込めないでしょうし、人の心に寄り添わない事業やマネジメントは淘汰されていくでしょう。

そしてやはり第四次産業革命の動きは注視していきたいところです。簡単にいうとDXがキーワードですが、デジタルの方じゃなくてトランスフォーメーション=ガラッと変える・変わるほうが大事でしょうから。

日本の経営者へも、自分の手足としてDX的思考ができるレベルにまで、この際ジョブをリセットする必要があるんだ、とWEFでは言っていると理解しましたがどうでしょうかね。