韓国食ツアー#53-1@日本→大邱・釜山
釜山はテジクッパ!
韓国食#53ツアーの1日目(2023/11/08)から3日目までまとめてレポートします。
それではいってみましょう!
53-1 テジッタロクッパプ
今日も今日とてやってまいりました、恒例の韓国食ツアー第53回目、記念すべき第一食はクッパプです。
동대구(トンデーグ 東大邱)駅にできた超巨大なビルの道路を挟んだ真ん前にある、昔ながらの安宿に泊まりました。
そこから徒歩で2分ほど歩いたところで、ちょっと時間も無かったのでサクっとクッパ屋さんを選び、入ったんですよ。
見た感じ美味しそうでしょ?
でも、、、
ホントーーに稀にこういう事あるんですが、ぜんぜん美味しくなかったんですよね。いやぁー失敗しました。
ホントどこにでも標準的にあるクッパ専門店の見かけ。
店の外からメニューも値段も、そして人でそこそこ賑わっているのを見てから入ったんですよ。
店の方も丁寧ににこやかに接してくれたのまでは良かったんですが、なんと、一口目からなんか違う。
また繰り返しちゃいますけど、見た目特に問題ないじゃないですか。
ところが、
カクテキと一番右の何か:コクが無く塩っぱすぎ
マヌル(にんにく)・コチュ(青唐辛子):ふつう
玉ねぎ:醤油が美味しい
ニラ:ふつう
塩辛とタデギ:調味料なので対象外
そして肝心のスープ単体が、まぁ、ダメでしたね。
豚から出るダシ(イノシン酸?)や、他のアミノ酸などのダシ成分が足りないんじゃないでしょうかね?
ダシとってどっか行っちゃった感じの味でした。なにかぜんぜん違う。
お店の名誉のためにも店名は伏せておきますね。
今回注文したメニューは돼지(テジ 豚) 따로(ッタロ 別々) 국밥(クッパプ 汁ご飯) ですね。
なんか初めて注文しましたが、これどうやら大邱地方特有のメニューで、スープとご飯を別々に出すクッパのことなんだそうです。
あれ?今どきご飯が汁に漬かって提供されるところってほとんど無いですけどねぇ。まぁいいか。
あとこのクッパ類食べる時に知らないでクレームになりやすいこととして、塩味が足りないとおもってしまうこと。
テーブルに出されるときには、まったく塩が入っていない状態のことが多いので、手元にある食塩を適量自分で足すか、釜山地方などでは付け合せで出てくるアミの塩辛を食塩代わりに入れて調整します。
53-2 韓食ビュッフェ
昨晩のリベンジやぁ~と意気込んで、遅起きしたホテルをチェックアウトして釜山に向かいます。
駅前の巨大なビルの半分はバスタ新宿のような大型のバスターミナルで、飲食店が一杯入っています。
東大邱の駅前には何軒も朝から飲食店が開いていましたが、今回はここを当たってみよう!と、3Fと4Fをぐるっと回って最後の方に怪しい店を発見しました。
出発階の4Fの一番奥まったちょっと閑古鳥鳴いてそうなところに、見慣れない文字が書いてありました。
「한식뷔페」ハンシkブィペ=韓食ビュッフェですね。
ほう、ビュッフェ方式でいろいろ食べられるらしい絵がいっぱい貼ってありました。
料金も9,000ウォン(1000円ちょっと)となかなかいい感じ。
人の入りは?あれ?通路に一人も居なかったのに店内に結構人いるぞ?
それもビジネスマンや学生風の人が多い。もしやこれはイケル?と思い、昨日の失敗にビクビクしながら入ってみました。
はい、大当たりでしたねー。
昨日の失敗が飛ぶほどのナイスなお店です。
かき集めてきたのは、出ていたほとんどのおかずメニューと、밥(パプ ご飯)・물김치(ムルキムチ 水キムチ)・미역국(ミヨックク)わかめスープ
いちばん手前のは温まってる튀김(トィギム 天ぷら)
おなじみ떡볶이(ットッポッキ 餅いため)やめずらしくトーストも自分で焼けるようになってました。
一人も焼いてなかったようですが。
미역국(ミヨックk)はわかめスープ、시락국(シラックk)は日本名が無いとは思うんですが、茎葉っぱスープ、ですかね?
시래기(シレギ)とは、大根や白菜の、茎や葉を乾燥させた食材です。
釜山など韓国南部では시락(シラk)と呼ばれ、汁物の具材の定番ですね。
なんと、インスタントラーメンを自分で作れるコーナーが有りましたね。こんなビュッフェは初めてです!
そして取り放題のおかずの数々。
野菜が足りてなかったので、本当に助かる〜!
大満足のお店でした。
でもメニューの制覇まではまだまだ行き着かなかったし、今度はもっとまったりしたいなと思いました。
リピ確定です!
53-3 カルビタン
実は喉の調子がとっても悪い状態が続き、マッコリも飲まない日が続いています。
釜山に着いたら、珍しく予約しておいたホテルにチェックイン。今回は5日間過ごす予定。
そんなわけで、特に探す必要のない保証された救世主と言えば、海苔巻きのチェーン店김밥천국(キムパプチョングク 海苔巻き天国)です。
本来、大ファンってわけではないんですが、なにせ優秀なお店なもんでして、訪韓時の利用率高しです。
今回第3食は갈비탕(カルビタン 牛カルビスープ)8,000ウォンです。一番オーソドックスだけど、なかなか日本では簡単にこのレベルは食べられないお味。
もちろん、とっても美味かったっす!
こんな感じの小さい厨房で、よくまぁ、、、
これ程多種類のメニューを提供できるもんだと、いつも感心しています。
53-4 チャムチキムパプ
第4食は참치김밥(チャムチキムパプ ツナのりまき)4,000ウォンです。
もはやワタシ的には、これがデフォルトメニューです。
いつも思いますが、ホントに優秀なメニューで、ウマい安い量が多いって感じです。
どうですかね?おにぎり3個分くらいの量?
こんな感じで持ち帰り包装してもらえます。
おいしい!さすが。
切ってくれているので、巨大恵方巻のように食べなくてもOKってところが良いですな。
ん?当たり前?
53-5 テジクッパプ
釜山といえば、テジクッパが有名。
豚骨に慣れている日本人にも人気のメニューです。
一言で言えば、優しい豚骨スープでご飯を食べる料理。
呑みのアテにも、お食事にもぴったりですね。
今回の第一食でやらかしてしまいましたので、早速リベンジです。
いやはや、安定の美味しさでしたね!
お店は浦項テジクッパ。このお店の並びに同じようなテジクッパ屋さんが数件有ります。
どこもまあ同じだとは思いつつ、雰囲気が一番現地的な「感じのする」こちらに入ることが多いですかね。
ごはん屋さんなのに、焼酎もマッコリも置いてあるところが韓国です!
釜山の生マッコリは、생탁(センタク 生濁)ですね。うまい!
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