【いろいろ変わった】引っ越し事情
いよいよ当方、プチ移住の日が明日に迫りました。
移住というのには大げさですが、今回はちょっと距離が有るので、引っ越し好きとしてはちょっと楽しみです。
知らなかったこと【1】前日梱包
実は前回の引越しは、なんか劇場で起こっているみたいで結構面白かったんです。
東京から東京への引越しで距離があまりなかったこともあり、当たり前のように引越し当日秋晴れの朝、4人チームが到着。
挨拶と愛想が良いリーダー格の兄さん、ニヒルなゴルゴ13風兄さん、筋肉隆々のオネエ系イケメン、若くてピカピカなのに超テキパキなネーサンのスペシャルチームって感じでした。
挨拶が終わるか終わらないくらいから養生作業開始、誰一人として手が休まらない。そして早速、必殺梱包大会が開始されました。
え、こんなものまで丁寧に梱包して箱にいれるの?というものまで、徹底的に手早く梱包するのは、舞台の展開を見ているような感じでしたね。
私の判断が必要なときには、いかに簡単に素早く判断が下せるような質問の仕方をしてくれるし、なんかあっという間でした。
で、今回は距離があり、積み込み後の運搬に2時間以上見なければならないということで、前日梱包が指定されました。
はじめは午後から4時間という話だったんですが、朝9時からに変更になり、2名で到着すると聞いて待っていたら、女性2人組でした。
おそらくこの道20年という感じのキレッキレのおねーさまと、おそらく20歳前後のおねーさん。
午前くらいで終わるのかと思っていたら、実際は2人で6時間。ちょっと長くかかったな〜と思いますが、主な理由は狭さとOJT(仕事やりながらのトレーニング)でしょうか。
前回より狭い今のところ(44㎡)では、人数を多く投入しても身動きできないだけでなく、梱包したものを翌日まで出せないために置いておくスペースが当然必要なので、2人での対応がベストなんだろうとみました。
また、前回と決定的に違うと感じたのは、きっちりとトレーニングをしていたことです。丁寧にゆっくり、やり方考え方を若い方に教えながらの作業だったので、こちらまで勉強になった感じです。前回はツワモノばかりだったので、必要な会話以外ほぼ無言で、整然という感じ。
知らなかったこと【2】スプレー
スプレーの扱いは、前回全く言われなかったので気が付きもしなかったのですが、基本的に引越し主が責任を持って持っていかなければならないんだそうです。
金属の缶に入っているんだからまず安全だろうとは思うんですが、どうやら約款に書いてある事項だそうです。もし引っ越し主が勝手に荷物の中にスプレーを入れて漏れたり、それが荷物にかかって汚れたりして、事故となっても補償の対象にならないからなんだそうです。
また、破裂・爆発・発火など最悪の場合の賠償は、青天井になってしまいますね。
ちょっと不思議なのは、トイレ掃除用の洗剤はOKだそうで、塩酸なのに蓋がしっかり閉まるものはOK。
逆にフタがしっかり閉まっても、なぜかピカールはダメなんだそうで。腐食性だから?
今回の場合、出てくる出てくる、結構やばい本数になってしまいました。殺虫剤、整髪関連(多い)、防水剤、パンク修理剤、エアダスター、そしてカセットコンロ用ガスなんか安売りで6本とか買っちゃうんで、ダメっすね。
これら、全部別途手持ちで持っていきます。捨てるタイミングにも合わないし。今後この手の製品を買うときには、ちゃんと消費できる量にしようと思います。
知らなかったこと【3】ガスの閉栓
電気・水道・ガス・電話と言われてたインフラ系は、最後が通信=光インターネット ということにパラダイムシフトしてしまいましたが、ほとんどがインターネットのワンストップ手続きが可能になっています。
電気の場合は、手続き後ブレーカー上げてすぐ使ってくださいということになりますが、ガスの場合は安全確認が入るため、使用開始時には開栓作業が立ち会いのもと行われます。
まぁその開栓の日程なども手続き自体はネットで簡単なんですが、もちろん現在の家での閉栓、つまり利用を終了するのにもわざわざ人が来るというんですね。
はぁ、そうですか、って感じだったんですが、あれー?わざわざ立ち会わなければならないのかー、とか思ってたら、今から行きますの確認の電話の後、ピンポーンと来ました。
インターホン越しに、「東京ガスです、閉栓作業終わりました!」って、え?立ち会ってないよ?
てなことで、あっという間でした。何が必要だったんでしょうかね?
試しにまだ残してたコンロを付けてみたら、ボッと火が着いて、3秒でデクレッシェンドして消えました。記念に動画撮っておくんだった。。。
というわけで、今晩はダンボールの谷間で寝ます。
引越しも観光も天気が命。明日の晴天を祈るばかりです。