【デジタル化】マイナンバーと口座を紐付け

技術 社会 経済

日本のデジタル化は、個人の生活でどれだけ役立つものになるかが普及の鍵になると思われますね。

国レベルでは、まずはデジタル庁が法整備を進めてくれることに期待したいところです。

 

デジタルって算数?

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デジタル分野というのは、結構勉強とか好奇心とかが有って初めて一回理解すればその先に進むことができるという、ちょっと算数に似てるんじゃないかと勝手に思ってます。

最初にみんなでやっていれば足し算や九九のように全員で常識になるし生活でも便利に使える。でも分数ならまだしも確率やルート(平方根)あたりになってくると、「あ、理系の分野」と認識されて理解しようとしない人とか避けて通る人が多くなるっていう感じじゃないですかね?

ましてや「それ生きていく上で関係ないっしょ」と思われる内容も、学校の授業では出てくるわけで、これでもって優劣が決められたりするのも、「ま、これがルールだから」で片付けられてしまう文化に長年接してきたと感じています。

デジタル分野はその名の通り数字のという意味で使われますが、原理的には1と0をもとに計算するので白黒ハッキリ付ける分野だとは思います。でも実はものすごく人にとって利益が有ることなんだと気が付かせる教育がされていれば、もっと日本人の文化にも早期に染み込んでいったんではないかと思います。

 

日本の経営者のデジタルアレルギー

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デジタルアレルギーと言えそうな文化が、日本の企業にまぁまぁ浸透していると感じます。

私が勤めた会社は、母体は典型的な日本のメーカー、多角化でデジタル分野にも進出したというよくあるパターンです。

いわゆ本業の顧客に対してコンピュータ機器商社として、私はシステムの販売やサポートをする事業で働いていました。コンピュータ技術や製品が伸びている産業の中で付加価値を付けまくったため、関係者全員にお得になる時代だったんじゃないでしょうか。

事業や人の教育面などすべてで、アイデアや変化そのものが利益につながっていく分野だったと思います。ところがデジタル機器とソフトウェアで普及が一気に進んだことによって、結果として今まで長年にわたって技術や生産を支えていた高度な職人が次々と合理化の名のもと職を失うことになりました。

今では、デジタル分野は変化のスピードが速く、かつより加速していくことは常識となっています。当時の経営者としてはどうしても長年日本を支えてきた伝統的市場への本業回帰や、デジタルはツールに過ぎないと事務用品並の認識で直視しない風習が長く続きいたんだろうと思います。その間(四半世紀以上!)に日本が世界から取り残されたのは無理ない流れだったと思います。

市場飽和縮小の日本では、大企業はグローバル企業を名乗る企業が多くなりました。いわゆるデジタルを生業としている企業以外では、日本のCEOがデジタルリテラシーを得て発揮している度合いは、先進国最低レベルともよく書かれています。これを一気に改善していくのに、ニューノーマルが求められる状況が加速のチャンスになると思いたいですね。

 

生活者のキーワード「お得」

deal
企業の経営が変化とスピードに対応していくのをよそに、一般生活者としてはデジタル化の恩恵をもっと受ける場面が増えればいいのにと思います。個人情報が明らかにされるのを嫌がったり怖がるのは、まだ恩恵が限られてるからでもあると思ってます。

申し訳ないですが、先日の三鷹市のクーポン配布方法での失策は笑いました。この状況で郵便局で先着順という発想自体が間違いだったわけで、商売でもないのに行列ができてしまいました。その手法は考えてくれた市の方の苦労が有ってのことですけど、市民に対するせっかくのクーポン制度なので、企画したらそれをどうやって賢く届けるかが工夫のしどころでした。

デジタルツールを使って届けるサービスを作るコンセプト部分と、それを実際に届けるための実装部分の両方を叶えてはじめて全員感謝のシステムを創れるわけですから、そのプロセス自体もデジタル化するべきでしょうね。そこがなかなか企業でも生活でもまだ浸透してないわけです。

マイナンバーと銀行口座を紐付けする法整備を通常国会でやることが決まってますが、これは個人事業主や資産家からの抵抗感が予想されています。お金の事情を丸裸にされたくない人が居る一方で、デジタルの公平性や利便性は全員利益を享受するべきです。そしてお得なサービスが次々と実現されて、日本人的に右に習えの風習も加わって、デジタルリテラシーが一気に上がることを期待しています。