韓国食ツアー#53-5@釜山
釜山のグルメ続き!
韓国食#53ツアーの第11食〜プサン編です。
それではいってみましょう!
53-11 トブルチジュギムパプ & カルビタン
더블치즈김밥トブルチジュギムパプと聞いても、聞き慣れない日本人はナンすか?となりますね。
韓国の英語表記や発音ってのは、私はも~~のすごく変わってると思います。
★더블(トブル → ダブル)
★치즈(チジュ → チーズ)
なので、さしずめダブルチーズキムパプです。
でも考えてみれば、英語をカタカナ表記する日本語のほうが、より英語の原型をとどめてないとも言えそうですよね。
ダブルチーズバーガーなんか、無理やりローマ字で書いてみれば、daburu chiizu baagaa ですからねぇ。
d ch b g しか合ってない🤣
そして大げさですが、いままであんまりやったこと無かったので、断面を詳細に確認してレシピを解明してみました。
★ダブルチーズなので、チーズが多めに入っているのは良しとして、結構な種類の基本キムパプ具材が入ってますね。
割合は見てのとおりですが、見た感じで解説してみると、
・タクアン
・ホウレンソウ的な青菜
・濃い茶色の醤油味っぽい野菜か肉
・ニンジン
・ソーセージ
・卵焼き
・エゴマの葉
という感じです。
韓国料理にしては珍しく、「混ぜて食べられない」メニューなわけですが、一口でほおばり口の中でよく混ぜるというプロセスを経て、キムパプ味の真骨頂が醸し出される韓国のウルトラ鉄板メニューなんだと勝手に解釈しております。
そしてもう一つ頼んだメニューは、カルビタンです。
これも韓国料理としては鉄板中のテッパンメニューですが、日本の焼肉屋さんなんかでサッとでてくる、なんちゃってカルビタンとはぜーーーんぜん違います。当然めっちゃウマい!
気軽に誰もが入れる軽食屋さんの王道、キムパプ(海苔巻き)チェーン、されどこちらのメニューに妥協は無いんです。
ほとんどのメニューをいろいろと試してみましたが、よくまぁこれだけちゃんとしたオーソドックスメニューを安価で、チェーン店で提供できるもんだなと関心してるのであります。
お店はもちろんこちら、
김밥천국 부산역점(キムパプチョングク プーサンニョクチョム –>キンパ天国釜山駅店) 場所リンク
53-11a プンオパン
1つ前の投稿でも紹介したところですが、一応食べ物なのでこちらにも書いときます。
붕어빵(プンgオッパンg≒プンオパン → 鮒パン)は、韓国の昔ながらのおやつで、日本のたいやきに似てます。
釜山地方独特なのかわかりませんが、잉어빵(インgオッパン≒インオパン → 鯉パン)の表記のところも一杯あります。
たいやきより小型、ちょっとカリっと固め、ちょい塩味、あんこはあまり甘くない、って感じですかね。
個人的にはプンオパンの方が好きであります。フナの味、ではないですね。
餡の味はクリームなど結構いろんなバージョンが有るのは、今川焼き・大判焼き・あじまんと一緒ですね。
プンオパン@Wikipedia
감천문화마울(カムチョン ムナマウル 甘川文化村)のこのゲート付近のお店で購入しました。
53-12 ミルミョン
釜山に来たら、冬でもミルミョン食べなきゃ!って気にさせてくれる美味しい名物です。
で、ミルミョンって何?ってことですが、ざっくり言えば「冷麺の釜山バージョン」です。
麺は日本人にも馴染みの深い小麦粉ベース。
で、ちょっと日本の冷麺にはたまにしか無い、良い感じの凍ったかき氷状のダシが散りばめられているのが良いですね。
デフォルトで가위(カウィ –>はさみ)が提供されるのが韓国式。
がっちり固められた麺を食べやすくするため、食べる前最初におもむろにハサミでジョキジョキ切るのです。
こんぐらい切るといいすかね。
どうもこのお店、イワシのダシスープが売りらしくて、ガッツリプロモーション説明が店内に掲示されていました。
基本となるダシがしっかりしていれば、多メニューにも対応できるってもんですね。
一番高いメニュー탕수육(タンスユク)は、日本ではまぁスブタ、ですね。なんでここに?
ちなみに韓国の酢豚はやばいほどメッチャ甘いです。
今回はミルミョンを頂いたってことで、次回はベースのイワシ麺ですかね。
お店:착한멸치국수(チャッカン ミョルチグクス チャッカンイワシ麺店) 場所リンク
で、ミルミョンについては、プサンナビの解説がわかりやすいですねー
53-13 テジクッパ
釜山と言えばテジクッパプってわけですね。
豚骨スープです。
豚骨スープが何?と思われた方のために自己流解説を。
ラーメンでは独立した1ジャンルを作ったとんこつスープですが、スープ料理が基本の韓国料理では、釜山からこの豚骨ベースのスープを発祥したんだそうです。どの店が発祥?といくら辿っても、まだ結論には行き着いていませんが、現在のテジクッパのお店が集中しているところは、釜山の서면(ソミョン 西面)からすぐのこのへんです。
スープが食事になるの?ってことですが、なります。
スープとご飯だけではなく、パンチャン(おかず)が付いてくるので、いろいろ取り混ぜて食べれば、バランス良い一食になる算段です。
ときにスープが完全に脇役になってしまうほどのパンチャンが来る店もありますが、これが「パンチャンが美味しい店は銘店」と言われるゆえんですね。
とここまで語ってきてナンですがっ!
病み上がってなかった私の不注意により、お店に行かずまっすぐ釜山駅近くのホテルに戻ってきてしまったのでした。
一緒に居たタケさんに「夕飯忘れてますよ〜」って言われてハッと気付き、通り道のテジクッパ屋さんに入ったのでした。
もちろんクオリティもシステムも違いますが、ちゃんとしてました。
お店:더도이종가집 부산역(トドイジョンガジププサンヨク トドイジョンガジププサン駅) 場所:リンク
53-14 オデン
釜山に限らず、韓国全土に浸透しまくっている国民的ファストフード、オデン。
日本語のおでんが語源らしいのですが、ともあれハングルで오뎅(オデン)と書いてあるのでオデンでしょう。
ただし基本的には、このグネグネ波打って串刺しにされた、魚の練り物のことを言うそうです。
プサンの北部に有る노포(ノポ 老浦)バスターミナルの通路に数件あります。
これを見ると、波々のオデン以外にコンニャクやら他の具材もちょっとありますね。
それと注意してみていただきたいのは、普通のに加え辛いバージョンが有るのです。
トンガラシが浮いてるところのヤツですね。結構辛いですよ。
私はこの辛いほうが気に入ってしまいました。
こんな感じのカウンターに無言で立ち寄り、コップにお玉で汁をすくい、無言でオデンのネタをワシワシと食べて、계산해주세요(キィェーサンネージュセヨ 計算してください)と言えば、本数で精算して終わり、って感じです。日本人にも優しいねー。
オデン屋さんなのに、結構メニュー有り。上から、、、
オデン1人分5本5000W(ウォン)、1本1000W、鶏卵700W、鶏串3000W、餃子6000W、生フルーツジュース4000W、アイスコーヒー2000W、ミックスコーヒー1000W、緑茶1000W、柚子茶2000W、焼酎5000W、ビール5000W、マッコリ4000W。
プサンノポターミナル 場所:リンク
53-14a ホドゥグヮジャ
これまた韓国全土に行き渡ってるお菓子、ホドゥガジャです。ガの部分がグヮなのでちょっと発音難しい。
ホドゥはくるみ、グヮジャは漢字なら菓子と書いてお菓子のこと。胡桃菓子ですね。
よく焼き機を置いてその場で製造して販売する形式がありますが、今回は既にできてるものを真空パックしたものを買っただけ。
でもまぁウマいですよ。小さい胡桃のかけらも入ってるし、餡は小腹空き解決に良しです。
ソウル南方の천안(チョナン 天安)が発祥と言われてて、初めてチョナンに行ったときに遭遇しました。なんか全国区になるとはねぇ。