韓国食ツアー#53-7@ソウル・春川
釜山→ソウルとチュンチョングルメ!
韓国食#53ツアーの第15食〜ソウル・チュンチョン(春川)編です。
それではいってみましょう!
53-15 ヤンニョムテジワンガルビ
釜山からソウルに北上して、最初に食べたのはこの「メッチャクチャオーソドックス」な焼肉です。
この店に飛び込んだ理由はひとつ、宿に近いいっちばん普通の地元のお店で、いっちばん普通の肉を食べたかったからですね。
店名にはテペサムギョプサルと書いてあるので、超薄切り肉を売りにしているお店なのかと思います。
メニューリストの中には、シレっと一番安いメニュー、チリ産テペサムギョプサルが110g 3,900ウォンと書いてあります。普段使いならこれに落ち着くところなのかなぁー。
今回は、普通のサムギョプサルもある中、左上から3つ目の、タレに漬け込んだタイプ、양념돼지왕갈비(ヤンニョムテジワンガルビ)を頼みました(国産1人分330g 16,000ウォン)。正解でしたね!
追いタレが食欲をそそるー。
ホント、住宅地なんだかオフィス街なんだかわからない静かな都会のど真ん中にある、これ以上普通は無いだろうと思われる普通の店でした。が、うまかったーー!こういうのが有るんで、韓国食生活やめらんないんですよねー。
店名:장군이네 대패삼겹(チャングニネ テペサムギョプ) 場所リンク ソウルマポ(麻浦)区
53-16 ユッケジャン+キムパプ
これまた、これ以上のフツーなメニューは無いだろうというメニューを、海苔巻き屋と見せかけて実はトンカツ屋だという店でいただきました。
日本の焼肉屋でも良くシメに注文することも多いユッケジャン。細切り牛肉が入った、赤辛系のスープです。
それはまぁかなり韓国な美味しい王道を行ってる感じの味でしたね。
日本だとユッケジャンは油ギットギトバージョンがでてきたりすることも有るんですが、韓国の場合はほとんどの場合油が少なめに仕上がってるので安心感があります。
メニューは、よそのチェーン店の海苔巻き屋と同じように、これでもかとメニューが積まれています。
とんかつ屋なのにトンカツは右の方に追いやられてる感があるし、おかゆまで有るし、オムライスってのが別カテゴリーになってたり、なんだかよくわからんけどこういうなんでも屋さんがあると、生活圏の一店としてはありがたいですよね。
それにしても、ここ最近のインフレの影響が国じゅうに蔓延している感じで、どこの店もメニューの価格は切り貼り訂正だらけです。
ホールでキムパプだけ召し上がる場合は2,500ウォンて張り紙してまで書いてあるところは、なんともはや苦しい感じもしますね。
これも海苔巻き屋あるあるですが、パンチャンをセルフで持ってくる方式です。
ちなみに韓国で今まで美味しいとんかつに出会ったことは「一度も無い」ので今回もトンカツを頼まなかったですが、そのうちこのくらいとんかつ屋を標榜している店だったら、怖いもの見たさで頼んでみるかな〜って気にはなってます、はい。
場所:세븐돈까스(セブンドンカッス ≒セブントンカツ) 地図リンク ソウルマンウ駅近く
53-17 チュンチョンタッカルビ
チュンチョン(春川)タッカルビは、あまりに全国で有名になりすぎててどこでも食べられるメニューです。
が!このメニュー発祥の本場チュンチョン、そしてその中でも一番の人気店ミョンドンイルボンジ(明洞一番地)に足繁く通うというのが、毎回の個人的にならわしになっております。
こうなんていんでしょうか、古臭いスタイルのままで変わらないけど、それが結局一番良いという感覚ですかねー。
全てはこの、どでかい、分厚い、縁が立ったタッカルビ用鉄板の上で試合が展開されるのですね。
いきなりドーンと持ってこられるこの最初のセット。
見た目地味ですが、トンチミ=大根の水キムチが、ともかく美味なのです。
乳酸菌の超絶カタマリと言えそうな甘酸っぱい汁が、胃腸に染み込む。
脂っこいタッカルビもサラッと食べられてしまう、大きなワザなんだと毎回思います。
今回始めて、チーズのトッピングを頼んでみました。
見た目がイベント調になるし、もちろん普通に美味しいのですが、私はどうも無しバージョンを普通に葉っぱたちに包んでマヌルコチュ(ニンニク唐辛子)とともにいただく方に軍配を上げたい感じです。
いつ来ても、満足度マックスでした!
店名:명동일번지닭갈비(ミョンドンイルボンジタッカルビ) 場所リンク カンウォンド(江原道)チュンチョンシ(春川市)