人間4つの機能で【やっぱり聞き話し】

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多国語を始めるとき、日本人の場合だけじゃないとは思いますが、読み書きから始める人が多いんじゃないでしょうか。

これからの職場作りに必要となってきたのは、聞き話しが当たり前にできる環境なのかなと感じています。

 

急に言われたってできません

conference

私の勤める、いわゆる典型的な日本のメーカーの事務所での実情を少々お話します。去年の今頃はまだZoomも在宅勤務もまだ一般的でなかったのです。

職場メンバーのイメージとしては年齢高めのオジサンで外回り多めな人、そのオジサン達の扱う業務をサポートしてくれるオネーサマ方、そして総務・管理部門の社員がそれぞれ3割づつという感じの、よくある構成の職場です。

これまではオフィスに出勤してきて、全員分のPCを立ち上げて業務を進めるものの、インターネットにPCをつないで使うのは、ネットサーフィン(死語w)とメールだけという社員(特にオジサン≒管理職多し)が多いのです。経費の精算などは自分のことなので仕方なく利用する社員も多いものの、会議のためにPCを使えることはもちろん知らないのが普通でした。

オリンピックの準備段階で、在宅の推奨要請の波が来たときにも、特に必要性を感じた社員はほとんどおらず、一部のマニアがやるもんだろうなんて認識の人がほとんどでした。

で、いきなり在宅勤務がほぼ強制されるような世界に放り出されたものですから、たいへんです。だいぶ前に始めたりしたんですけどね。

若手社員に操作を習いながらリモート会議にチャレンジするも、自分でできない人が事実上半数。今さら聞けないし、仕方ないのでなし崩し的に出社する、というのが続いているのですね。

 

Zoom疲れと言いますが

worry

それでも、出社すれば自分のモバイルPCが机に縛り付けてありますから、誰かがインストールしてくれたZoomを使いながら、仕方なく打合せに出席する様子も見られました。で、それは続きません。多人数で映像を見ながら音声が飛び交う様子がストレスなんだそうで。

考えてみれば電話ならOKなんです。相手の声だけ聞こえて、1対1なので。これなら長年の電話で慣れてます。

慣れないことをするから疲れて、長続きしない。無理やりやらされるとストレスになるというようなスパイラルが数カ月続くと、流石に皆おかしくなってきた感じです。

このくらいの状況になってきたところで、電話すらあまりしなくなる雰囲気になり、メールでの連絡が飛び交うようになります。文字を打つのも読みすすめるのも、返信するのも本当に非効率になりました。なにせ、オフィスに必要なスタッフが居てくれていることを前提にした仕事の進め方ですから。

チャットもなかなかオジサンたちにはツライようです。少々メールよりリアルタイム性が上がるので、タイピングの速度が追いつかない人が多く、会議は無理でストレス倍増って感じです。

 

業務効率を戻して、心の健康を

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こんな状況は自部門だけではないことが今日も判明し、各部署の人事・管理部門のマネージャーも担当者も実際困ってしまっています。

そもそもこれらストレスの原因の多くは、長きにわたる出勤・移動の自粛要請や、在宅勤務になったことによる業務推進方法が、PCを使った読み書きを中心とした手法に変わってしまったことによるものです。

ここに取り戻すべきは、話をするとか、たわいない普通の会話による複数人数の聞き話しコミュニケーションでの心のリフレッシュなんじゃないかと思います。

いくつかツールは提案しました。たとえばClubhouse、SlackやDiscordの音声チャット、画面オフで音声だけZoomつけっぱなしとか、最近Aroundというのも出てきましたが、おもしろそうですね。本来の使い方ではないけど、使いやすくて人に優しければ、使う側が工夫していきます。

会話ツールはどんどん開発されて簡単に使えるような環境になってきました。でも、使う側にとってのリテラシーだけでなく、個人の好みや心の健康状態までが複雑に組み合わさっているので、なかなか今までのように一堂に会して仕事することの再現レベルになることはないですよね。

どのような状態になったら仕事の成果が評価されるのかも変わるし、どういう人事制度にしたら従業員満足度と業務の効率を最大限に上げられるのかも変わらざるを得ないですね。ドラスティックに変えられる職場環境の整備を急がねばと思えます。

とかなんとかごちゃごちゃディスカッションしていたときに笑ったハナシがありまして。

手っ取り早い気分転換が功を奏し、会社近くのキャンペーン中のホテルに泊まって仕事したら、超ハマったとハイになっている同僚がいます。会社の補助ポイントも余ってて持ち出しゼロ円。あぁこの手も有るなって感じで、今後もいろいろ知恵が出てきそうですね。