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韓国食ツアー#52-8@金井山城・栄州

世界 韓国

韓国食#52ツアーの八日目(2023/03/18)は、釜山→ヨンジュ(영주 栄州)。今日も三食(?)、いってみましょう!
経路

52-20 朝食


たまたまAgodaで見つけたササン(사상 沙上)のホテル、 パラゴンはなかなか上質なお宿で快適・満足でした。ド安く泊まれたし。
そして朝食が付いているとのことで、怖いもの見たさで会場に行ってみました。


おー、なかなかの雰囲気。


落ち着きますねぇ。

でもなんかフツーのホテルのように、バイキングでフードが並んでるような感じでなく、どこに朝食有るの?って感じ。
そうしたら、入り口すぐ横に有りました。気が付かなかったー。

大笑いしたのは、生卵と油と塩の横に、フライパンが置いてあり、勝手に調理して食べてねという方式になってたこと。
これ良いじゃん!まぁ今日は作らなかったですが。
一応その隣にはゆで卵がわんさか置いてありました。まぁ、いただかなかったですが。


そしてその隣に、食パンと丸いパン。
食パンを焼くことにしました。
長年韓国に食べに通ってますが、食パン焼いたのは初めてかも。


コーンフレークと牛乳、バターとジャムは日本と同じですね。美味いす。
そしてヨーグルトは、相当甘かったですね。小ぶりで良かった。


ということで朝食の味見を終了したので仕切り直しでオデン。
ホテルの向かい側がバスターミナルなので、屋外に面したコーナーにひっそりと有ったオデン(오덴)&揚げパン屋さんでオデンをつまむ。
うむ、こちらがやっぱり美味い!

少なくとも6人くらいはこのおでん鍋の前でワシワシとオデンをつまんでました。
ちなみにこの店では、タネはこのオデン一種類でした。
これだけあれば客入る、って感じですね。

52-21 フギョムソ スップルグイ


フギョムソって何スカ?って事ですが、山羊、つまりヤギの黒いやつ、クロヤギですね。それを炭火で焼くのでスップルグイです。
初めて食べた結果から言いますと、最高に旨かったです!

흑(heug 黒) + 염소(yeom so ヤギ) + 숯(such 炭) + 불(bul 火) + 구이(gu i 焼き)

題して黒ヤギ炭火焼きです。
まぁ日本人には発音難度が高いメニューになりますが、お店に行ってしまえば、ヨムソスップルグイで通じると思います。

韓国食堂あるあるですが、食事を始める前にビニールシートをササッと敷いてくれました。
台ふきんで拭くのも良いんですが、なんかこっちのほうが良いなと思うようにもなってます。

このお店のすぐ近くで作っている金井山城マッコリ(금정산성 막걸리 クムジョンサンソン マッコリ)。
新鮮で、かつ冷えっ冷えで美味かったですねー。

金井山城(クムジョンサンソン)は、韓国最大の「山の要塞」として知られています。
釜山地下鉄1号線の温泉場駅(온천장옉)から203番バスで簡単にアクセスできます。


さて、お店で注文してまず、テーブル上はこんな景色になりまして、

マッコリのお味も実は相当に美味しくて感動しつつ、

出てきたのは、炭火で上手に焼かれたヤギ肉です!!

お味的には、すこーし甘めの醤油味という感じで、牛肉系では有るものの歯ごたえ有って、いかにも上質な油という感じの味付けでした。サイコー!

そのまま肉だけを食べるのももちろん美味しいですが、やっぱり韓国式が一番文化的にも味的に合いますねー。

パンチャン(おかず)がお店の格を表すと信じて止みませんが、こちらも相当に考え抜かれたパンチャン達でした。
特になんだかわからない野沢菜風のこの野菜の味付けは、山椒の葉がフィーチャーされた逸品でした。ここ京都?

これ、訊いたけど忘れた野菜。根っこ系。酸っぱい味付けが病みつきになりおかわり確定です。

お店としては、ヤギ肉に合わせるメインの野菜和えということでしょうか。ともかく山羊に合うように作られてたと思います。

ともかく、昼間っぱらから一杯やりつつ、超絶ごちそうさまでした。


店名:クンジプ(큰집 大きい店の意?) 場所リンク

52-22 CU笑

はい、ついにハマりました。

今度は、やっぱり春川タッカルビ(춘천닭갈비 チュンチョンタッカルビ)が食べたくなり、釜山からゆっくりとバスで北上することにノリで決めました。

どこまで行けるかな?と思いつつ、これまた思いつきで途中のヨンジュ(영주 栄州)まで行こうと決めました。
釜山のバスターミナルから3時間弱、ヨンジュに着いたのは夜19時ころ。
Naver地図アプリに、美味しい店を意味するマッチプ(맛집)と入れて検索すると、市内中心部に何軒もお店が密集しているぞ!ということで、徒歩でホテルから向かいました。

が!この街の中心部に初めて来てわかったのは、土曜の夜なのに20時くらいにはお店が終了〜ってところがほとんど。
昼のヤギで肉も野菜もたっぷりとごちそうを食べられたので夜は軽くで良いかなんて思ってたのも功を奏して(??!)、今晩はついにコンビニ飯となりました。

どうせなら日本で見たことない、食べたこと無いものにしようかなとCU(コンビニ)で物色。
この2品と、

このマッコリ1本。



버터장조림(バタージャンジョリム)3,300ウォン、국순당생막걸리(ククスンダン生マッコリ)2,200ウォン、참깨라면소컵(チャムケラーメン小カップ)1,300ウォン、締めて6,800ウォンの夕食でした。

  • バタージャンジョリム:バター味にした、牛肉の角煮料理のジャンジョリム。醤油ベースでそれほど甘くなく、缶詰の中にうずらの卵が2つ入ってました。かなり美味い!けど、マッコリより値段が高い。酒のツマミ系は総じて日本より昔から高い印象アリですね。
  • ククスンダン(麹醇堂)生マッコリ:日本では緑のボトルで流通している生マッコリ。飲んだ感じは中身一緒な感じでした。美味い!
  • チャムケラーメン:チャmケとはゴマの種類のうちの一つ、らしい。ただ、このラーメン、ゴマ風味ではなかったような気がしますね。普通に美味かったっす。ただ、生卵がガツンと入っているわけはなく、乾燥卵焼きキューブが入ってました。うまいす。

今日の風景

初めて見る換気方式


ホテルの換気方式にもいろいろ有りますが、ホテル側としては。要は客が外気を取り入れたいというニーズにいかに安全に応えるかとの勝負だと思います。
なんか初めて見る表記だったのでいじってみたら、

くるっと回す方式なんですね。
確かに外気がスムーズに入ってくるし、細かい物や人間が落ちることは無いなと、アイデアに感心したところです。
日本にも有りますかね?

ヨンジュターミナル


釜山からヨンジュ(栄州)に向かう途中、途中のアンドン(安東)でほとんどの乗客が降りてしまい、ターミナルで停車した時に、心配になってその先のヨンジュまで向かうのか運転手さんに確認したほどです。
10万人都市のヨンジュについたときは、結構寂しい雰囲気でした。

韓国内のバスターミナルにもいろいろ有ります。どうも短期で効率よく旅で回ろうとすると、都市部で大規模なターミナルを利用しがちになります。
ですが、たまに地方のターミナルにたどり着いたときには、その昔によく有った原風景とも言えそうな雰囲気に触れることができ、勝手に楽しんでいます。

こんな地方(失礼!)からでも、インチョン国際空港まで直行する便が日に2本有るというのは、ホント韓国らしいなと思います。

バス風景

温泉場駅から金井山城に向かう203番バス
距離は短いのに、山を急登するにワイルド感満載の路線です。
何年ものかわからない結構旧型のバスを、超絶の技運転で切り抜ける運転手様。
2023/03/18現在、マスクしないで乗ろうとするお客さんには、徹底的にマスクをするように叫んでおられました。

ガードレール無き道路の向こう側は崖です。
ちょっと怖さを感じますねぇ。

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本ツアー#9は
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