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韓国食ツアー#52-3@大田・ソウル

世界 韓国

韓国食#52ツアー、三日目(2023/03/13)はテジョン(大田)からソウルへの移動日でした。

52-5 チャムチキムパップ


本日の第一食はチャムチキムパップ(참치김밥 ツナ海苔巻)です。
のり巻き屋さんの、たくさん有るバリエーションの中の、だいたい2番めに書いてあるメニューです。1番目はフツーののり巻きで、それでも卵・タクアン・きゅうり・人参・ソーセージあたりが入っていて、海苔の外側にごま油と白煎りゴマが振ってあるって感じです。チャムチ(참치)=昨日食べたマグロ と同じ単語ですが、こちらはまぁツナ缶のツナですね。

テジョン(大田)のターミナル、(ターミナルと言えばバスターミナルなので、電車のターミナルではありません)の近くの宿に泊ったので、ここまで徒歩5分。
そのターミナル内には、朝から開いている食堂がいっぱいあります。謎に閉まってる(潰れてる?)ところも結構ありますが、さすが人の流れのあるところにはビジネス、食堂有りということですね。

このお店で食べました。
キムパップチョングク(김밥천국 のり巻き天国)は全国チェーン(だと思う)で、どこに行ってもあります。
お腹が空いたときの安くて美味しい、そしてメニューがたくさんのありがたい存在。
ファストフードですが、圧倒的に健康にはいい系だと思います。(比較対象は伏せておきます)
ターミナルの中にも進出しているとはさすがですが、厨房が通常の路面店より小さいので、提供メニューが見た目5分の1という感じ。

さすが韓国食、キムチとたくあんも抜かり無く、もちろんのり巻き本体もかなりおいしい!

さらに汁物(국물 クンムル)もデフォルトで付いてきます。だいたいこういう汁物、美味いのです。ありがたい。
入っていた具(건더기 コンドギ)が珍しく、揚げ玉(天かす)が入ってました。韓国食生活長しですが、初めての遭遇。

キムパップチョングク(김밥천국 のり巻き天国)テジョンターミナル店 リンク

52-6 ピョヘジャングク


本日の第二食は、ピョヘジャングク(뼈해장국 骨解腸スープ)です。
豚肉の肋骨と、そこに「残った」肉が一緒に煮込まれたものが入った、えごま味のポピュラーメニューです。
鍋料理のカムジャタンの、ランチでよく食べられる一人用バージョンって感じ。

テジョンからソウルまでバスで移動する間に宿探しをしてたんですが、最近は宿探しサイト、Airbnbなどの民泊が充実してたりと、目移りしますね。
今回はGoogleマップからホテルを検索したら、出てきたリストから最安サイトにつながるAgodaを韓国でも使ってみました。結果は大正解でした。

ホテルのチェックインまで時間が有ったので、近くを徘徊して目に止まったスープ料理のお店が目にとまりました。

昔ながら韓国のお店というのは、看板が巨大な文字やメニューで覆われまくっていて中が見えないことが多いんです。

まぁこのの店はどう見ても食堂の写真がこれでもかと飾ってあったので、躊躇なくドアを開けると、ランチ時でなんとぎっちり満席!

うわ〜、残念!次の店か?と思った直後、これも韓国のランチ時アルアルなのですが、みなさん速攻で食べて回転が異様に速いので、席が空いて速攻で座れました。

まずはパンチャン(おかず)とご飯が提供されます。

そして骨を捨てるための入れ物も。

5分もかからず出てきたピョヘジャングクはグッツグツに煮えたぎっています。なにせどんぶり(トゥッペギ)ごと強火でコンロにかけられてたんですからね。

結構な量の肉が残ってます。うまかった〜。

ご飯浸けて食べるのもいいすね。

塩分足りない人向けに、アミの塩辛液と、辛くしたい場合のとんがらしペースト(コチュジャンではない)が卓上に置いてある店多し。

スプーン(숟가락 スッカラッ)とハシ(젓가락 チョッカラッ)が入っている入れ物は机の引き出しに。
頭文字を取ってスジョトン(수저통)と言います。「スジョッチョmチュセヨ」というと、「ちょっとスプーンとハシください」の意味となります。

最近よくあるパターンで、おかずの追加はセルフで、の表示

店名:クンマムハルメスンデグク(굿맘할매순대국) 地図リンク

52-7 カルメギサル

本日の第三食は、カルメギサル(갈매기살)です。
豚肉の部位の中でも、脂が少なく弾力がある食感が特徴の横隔摸部位のことです。日本では豚ハラミと呼ばれてますかね。
このカルメギサルの専門店が多く集まっているソウルの鍾路3街(종로3가 チョンノサムガ)に行ってみました。
焼肉通りってのがあるくらいで、火曜日なのにワンワンに盛り上がっている店がたくさんありました。

なかなか一人で入れる感じの店が少ないのが難しいところなのですが、ガラス張り、かつ二人席が空いてる店を発見。交渉だ!

ということで、店主と思しき人に交渉して、ニヤリとされながらも一人での入店OK!ということになりましたー。
自習席みたいな席に通され、結構快適。

お目当てのカルメギサル一人分とチャミスル一本を注文。
そして次々とデフォルトパンチャン(私の造語:要は焼肉のセットメニューに含まれるおかず類)が運ばれてきて、自習席は満杯に!

一応念の為に説明しておくと、頼んだのはこの肉(カルメギサル)だけですよ。160グラムらしい。

そして最後にトドメのパンチャン、なんかのスープが来ました!これだけでも一食のメニューになりそう。美味い!

適当に自分で火加減しながら肉を焼いて、

葉っぱやパンチャンや味噌やニンニクを乗っけて、塩ごま油につけていただきます。ヤバいですね。旨すぎ。

コンロの上の鉄板が傾いてるのは壊れてるわけでなく、油が一方向に垂れるようなデザインです。
カルメギサルの場合は焼いてもあまり油が出ませんが、サムギョップサルなどの油が多い肉の場合は効果大です。
川下(?)のエリンギやキムチが、焼かれて出た油にまみれて最高に旨くなります。

野菜たちもこちらの店では多種類提供。美味いです!

スープにはアサリまで入ってました。

もう、この一食で登場してきた材料の種類の多さには驚かされますが、これが当たり前の韓国、さすが一人あたりの野菜消費量世界3位というのもうなずけます。

見えてて気がついた材料だけでも備忘録でリストしておこう。
豚肉、白菜、エリンギ、ネギ、ニンニク、ワカメ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、モヤシ、サンチュ、味噌、コチュジャン、ズッキーニ風かぼちゃ、シイタケ、アサリ、卵、豆腐、ごま油、塩。
特に、最初に鉄板の上に乗っけてくれたキムチは、見た目は普通なのですが、とってもよく漬かった古漬けで、熱を通してちょうどいい感じにして置いてくれてるのです。すばらしい。

はい、食べきれませんでした。焼酎1本入れて、21,000ウォンでした。2,100円?あり得ないパフォーマンスですね。なんか野菜満点で、満腹でも体調がいい感じです。

店名:ワンドマッチプ(완도맛집 莞島の美味い店)地図リンク

今日の風景

バス関連

バスは座席指定できっぷを購入するスタイルが多くなっていました。代表的路線では窓口でも自販機でも、自分で座席の指定ができ、バスと通信で連携しています。
乗客は、乗車時にきっぷのQRを入り口にあるスキャナにかざし、データが反映され、誤乗車も防げるわけです。
予約された席、着席済みの席、未購入(空き)の席が色分けされています。

テジョンのターミナル外観

テジョンのターミナル内観

ソウルの高速バスターミナル
尋常じゃない数のバスが行き交います。

高速道路もバスのコンボイが目立ちます。

テジョンの発車ホーム。
ほとんどのターミナルでは斜めにバスを突っ込んで、発車時にバックで出るスタイル。

発車ゲート
特に改札があるわけでは有りません。

平日は換算としているデジタル券売機。

電光掲示板になったターミナルが増えました。一部日本語表記も。昔は手書き。

世運商街

世運商街(세운상가 セウンサンガ)を歩きました。
おそらくここ数年でリノベーションが進み、カフェやアートな街に変わっていました。

もともとは、筋金入りの電気街で、ソウルの秋葉原的位置づけ。今でも多くの業者向け店舗がひしめいています。

超絶オタッキーな、ゲーセン用ゲーム機の中古専門店。地平線までゲーム機。

鍾路3街

鍾路3街(종로3가 チョンノサムガ)は、若者が多く、カフェやウエディング関連のお店がひしめいている面白いエリアです。

日本式ジンギスカンのお店。
ムチャクチャ人が入ってました。

なんかウッディーなガチャ。おみくじかな?

醸造所風のカフェ

もちろんカルメギサルのお店もいっぱいあります。

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本ツアー#4はこちら

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