韓国食ツアー#53-8 番外編4
ソウル・ナミソム・春川・仁川事情
韓国食#53ツアー(2023/11/08〜)の番外編#4をお届けします。
(食事編はこちら)
ソウルはエアビで過ごしてみた
ソウルで安くホテルに泊るのって、最近結構難しくなってきたと思うんです。
その昔、地球の歩き方に載ってた、都心なんだけど安宿みたいなところのなじみが何軒か有るんですが、時を経て設備が古くなり、建て替えられ、結構良いお値段のホテルになってしまっていることが多いんです。
そこで今日日登場するのがエアービーアンドビーAirbnb、勝手にエアビと呼んでますが、旅行中の宿探しのオプションとして役立ってくれることが増えました。
簡単に言えば、一般人などが部屋を貸し出す民泊物件のマッチングサービスですが、日本では規制が強いイメージありまだまだ超ポピュラーってわけではないかと思います。
みなさん普通にホテルや旅館を予約して泊まるでしょ?
このエアビだと、民泊・ホテル・その他の部屋貸しなどなどのマッチングを縦横無尽にやってくれるイメージが有り、前日や当日検索をかければ掘り出し物にもありつくことができます。
今回の旅ではソウルでは友人と2名宿泊となりましたので、その条件で検索した結果、かなりのアタリを引くことができました。
まぁ広めの2LDKという感じで、ベッドも寝室も広めが2つ。
リビングには8名が余裕で座れる椅子とテーブル、そして光速インターネットにフル装備のバストイレ、キッチンには食器や機器多数という具合で、料金がなんと日本円で7,228円でした。
場所はソウルのど真ん中とは言えませんが、마포구(麻浦区 マポグ)の区役所마포구정(麻浦区庁 マポグチョン)辺りですから、例えば東京で言うと大田区役所あたりの立地?(勝手な比喩ですw)
地図はこの辺
面白い観光名所が有るわけでもなんでもないですが、バストイレと、静かにぐっすり眠れる寝床さえあればOKと考えると、勝手に無人対応でゆったり泊まるには最適です。
ただ、一人だと割高になること多いですが、まぁ今回の場合はそれでも安かった。
キッチンは4人家族が普通に暮らせる程度の食器と調理器具アリ。
使ったらきれいに洗うことが条件です。一応。
無いと意外に困るハンガー掛け
メイン寝室のベッドはダブルサイズ
なんかもう一部屋有ったわ。
WiFi接続はかなりツヨツヨで、100mbpsで超高速でした。
海外バスルームあるあるですが、バスタブ無し、トイレとシャワーが地続きw、ウォシュレット無し。
シャワーを浴びると、バスルーム自体は湿度100%のびちゃびちゃになります。
でも一応ぜんぜん困りません。お湯も熱くて水圧強し。
アメニティ類は、これでもかと充実していました。
こんな感じの装備が家中に数か所アリ。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗剤など。
韓国のこれらは、どんなホテルでも家庭でも、かなり高品質だと感じるのは私だけ?
リビングのカウチ。
これはソファーベッドではなかったけど、一応寝られますな。
追加の布団もあったし。
第二寝室。シングルベッドはなぜか結構高さが有る。
クッションも寝心地も全く問題なしでした。
冬ソナの舞台、ナミソム(南怡島)
ソウルから北東に80kmほど行ったところに、韓流ブームの初期にブレイクした冬ソナ、冬のソナタの舞台、춘천(春川 チュンチョン)が有ります。
今では高速鉄道が通じたのでアクセスがとっても良くなりまして、その少し手前の가평(加平 カピョン)駅で降りてタクシーで少々行ったところに남이섬(南怡島 ナミソム)があります。
どんな季節でも、どんな曜日でも、結構な観光客が押しかけているようですね。
でもまぁキャパが大きいので、意外と快適な観光地かと思います。
腹ごなしと、リフレッシュのための散策にはちょうど良いかと思います。
ソウルからここだけのために日帰りする人も多いと聞きますが、ここまで気たら春川タッカルビを食べないわけにもいかないので、だいたい遅めの朝食をガッツリ食べた頃にソウルをでてくると、春川で一泊のゴールデンコースとなります。
南怡島は、海ではなく川の中洲的なところに位置します。場所リンク
というわけで、船に乗っての移動になります。
ジップワイヤーという、超絶変な乗り物で行くこともできます。高いけど。
無予定旅のため、荷物持ち歩いての旅。
散策のためには、船のチケット売り場「裏」にあるコインロッカー利用がおすすめ。
現金が必要ですね。一応両替機あります。
モーターボートで渡ることもできるらしい。
冬のソナタってのは、邦題。原作は겨울연가(冬恋歌 キョウリョンガ)。
韓国にも音読み訓読み的なのがありまして、冬は
・日本語で「ふゆ」または「トウ」。
・韓国語で「きょうる」または「とん」です。
そして恋歌ってのは、日本語では「レンカ」または「こいうた」ですが、極めて古臭いイメージなので、きっと超絶な意訳をしてソナタにしたんでしょうね。
意味不明ではありますが、大ヒットしたんでまぁいいか。
冬のソナタは、ふゆれんか、なわけです。
冬ソナのシーンにでてくる、メタセコイアの並木。
カップルだらけ〜
散策だけなら、のんびり歩いて1時間半くらい見ればOKですかね。
結構な施設が島内にはありますね。
何かのイベントに参加する場合は半日一日とかになりそうです。
春川の風景
춘천(春川 チュンチョン)は、しつこいようですが冬ソナの舞台です。
都道府県の道にあたる区分では、ソウルの辺りの京畿道(キョンギド)の隣の강원도(江原道 カンウォンド)です。
上の画像は、강웡도청(江原道庁 カンウォンドチョン)。なかなかのイルミネですわ。
夜7時くらいだったのに、煌々と電気がついてました。
一般人もぜんぜん普通にはいれて、屋上からの景色は結構ナイス。
県庁に相当する道庁が有り、春川市の市役所もあります。
韓国語では市役所とは言わず、시청(市庁 シチョン)ですね。
春川市役所なので、춘천시청(春川市庁 チュンチョンシチョン)
ここの電光掲示板が、デタラメに明るく表示されてました。
電気食いまくりなんじゃない?
なんか、大量のタイル絵
夜の道庁とか市役所は、結構イルミネーションが凝ってる感じ。
春川市外バスターミナル
高速鉄道が通じてるというのに、いつもわざわざ雰囲気を求めて市外バスに乗ろうとしてる輩なのです。
券売所の雰囲気も、自動券売機が増えて機械機械した味気ない風景になりました。
ましてやこのターミナルの売り場で乗車券を買う時代ではなくなってて、見た感じ半数以上はみなオンライン購入のスマホかざしって感じの乗車方法です。
ギリでバスに駆け込んで、オンラインで買っている人もたまに居たかと。
道庁もあるような都市ではあるんですが、なんかこの田舎感がたまらない。
ソウルのみならず、韓国全土向けのバスがじゃんじゃん発着します。
7時間くらいかかるバス便もアリ。
インチョンでもAirbnb宿泊や〜
いやはや、このあとソウルを経由して인천(仁川 インチョン)まで来ました。
インチョン空港(ICN)ではありません、インチョン市内です。
場所はだいたいこのあたり→リンク
移動の途中でAirbnbを検索しつつ、その日の宿を探したんですが、大当たりでしたね。
ピッカピカの広々ロフト付きマンション一室が、日本円で7,785円でした。物理的には10人くらい泊まれますね。
二人で泊まっても安い!
この廊下にたどり着くまでに、相当にトリッキーな入口を探し当てる必要が有りましたが、韓国語か英語がわかればなんとかなる感じでした。
そして年々何語でもOKなAI搭載的な翻訳システムが搭載されてきてますので、宿泊系はとにかくスマホとインターネットで解決ですね。
この中庭は、地上階でなく5階だったっけかな?
6階の角部屋でした。
ドア開けたら結構な奥行きでびっくり。
築浅でとってもきれいで広々のバスルーム。
ベッドもなかなかグッド。
洗濯機付き。
なので、数泊滞在するのに最適ですね。
でかすぎる冷蔵庫
必要十分なリビング。
外気はマイナス1℃くらいだったんですが、韓国は皆オンドル、つまり床暖房がデフォルトになってます。
壁に付いてるコントローラーで、26とか28℃に設定しておくと、一晩中ぽっかぽかです。
ただし加湿器が無いとカッピカピの乾燥状態になりますので注意。
私はだいたい風呂のシャワーを工夫して加湿します。
特筆すべきだったのは、ロフト。広い!
布団は4組くらいしかなかったけど、6人くらいは寝られる広さでしたね。