韓国食ツアー#52-7@釜山
韓国食#52ツアーの七日目(2023/03/17)は、釜山(부산 プサン)市内です。今日も三食(?)、いってみましょう!
52-17 キムパプ
はい、すんません、昨晩もガッツリ食べて朝食は昨日のキムパプの残りです。
Airbnbで滞在した釜山市内、西面のアパートには、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などなどが完備していて便利でした。
が!
LG製のこの電子レンジ、他の韓国製の白物家電にだいたい共通している仕様というか宿命でして、ハングルオンリーなのですね。
操作方法も日本の家電と結構違うので想像しにくくてタイヘン。
結局、上矢印キー「^」(押すのが結構重い!)で時間を設定して、조리시작(チョリシージャk 調理開始)ボタンを押すってことでしたが。
52-18 トルソッピビンバプ
日本でも有名で定着している石焼きビビンバ。
韓国ではトルソッピビンバッ(돌솥비빔밥)です。
돌=dol トル=石、 솥=sot ソッ=釜・どんぶりのような器、 비빔=bi bim=混ぜた(連用形)、 밥=bab パッ=飯・ごはん
直訳すると、石窯混ぜ飯→石鍋ビビンバ ってことになります。
通りすがりに見つけて入ったのは、トヨンジョン(漢字不明+亭)という名前の軽食・定食屋さんという感じのお店。
西面(ソミョン)駅近くのこのエリア、金曜日のランチ時ということで、職場も多くランチ需要が旺盛といったところ。
韓国ではかなり珍しいと思いますが、メニューのサンプルが日本風に店頭に飾ってありました。これは観光客にもやさしいかと。
そして、ランチ時のごった返す店内で怒号が飛び交う中、一人用の席も何席か有って結構すぐに座れて注文も大声でし、先払い現金のみは超珍しい店ですが、見込み生産なのか2分くらいでアッツアツの石焼ビビンバが出てきました!
当然のようにスープも付けてくれます。これがオデン風味の美味しいやつなんですよ。
美味しそ〜〜、って言ってそのまま箸で食べようとする日本人が後を絶たないようですが、そんな事したら超おこられます。
そうです、もちろんスッカラッ(숟가락=韓国スプーン==>世界一使いやすいと信じてます)を使ってムッチャクチャ良く混ぜてから食べるように設計されてます。
もちろんこの石鍋、さっきまでコンロにかかってたのでアッツアツです。手で触ってはいけません。
混ぜてる間に若干チャーハン状態になっていくのも味のうちということですね。いい匂い〜!海苔って神様!
まぁこのくらい混ぜたらおこられないでしょう。
4,500と相当に安い部類ですが、大満足の逸品でした。
関係ないんですが、いつも思うのが、韓国料理の美味しい状態のモノってだいたいグッチャグチャに混ざってる状態なので、絵が映え無いですね〜。
店名:トヨンジョン(도연정) 場所:リンク
52-19 ユファンオリセンゴギ
韓国焼肉の一種として、意外と知られていないオリ。
ドラマチャングムの誓い(大長今)で話に出てきたらしいですが、硫黄(유황 ユファン)を摂取したアヒルってのが有ります。硫黄を含んだ餌か水でも飲んだんでしょうかね?
どうやら、人にも必須ミネラルのひとつ硫黄(S)が含有されている肉ということなんでしょうか、いろいろ訊いても調べてもまだわからないんですが、まぁ美味しいので良いとしましょう。
注文したのはこの、24,000ウォンのユファンオリセン(유황생오리)です。
え?アヒル、つまり合鴨肉が600グラムで日本円で2,400円程度?? スゴイお値打ちなプライス!
これに飲み物代とセルフサラダバーがプラスされるだけです。
すごいパフォーマンスと感じるのは、1,500ウォンで、野菜やパンチャンなどなどが食べ放題の点です。
50種類余りの新鮮なホテル式と書いてあります。
今回の飲み物はマッコリ(북면생막걸리プンミョンセンマッコリ)。やっぱり生(생 セン)は強調ポイントのようですね。アルコール度数は6%。
注文すると、まずはドンとこの状態になります。
例によって油がスロープで流れていく仕様の鉄板ですね。
スプーンと箸が置いてある丸い器に入った新玉ねぎに、特製のワサビ醤油だれを注ぎ込んで食べると最高です!
鉄板にくっつかないように、テフロンらしきコーティングの鉄板の上に、さらにクッキングシートを敷いて肉とたまねぎ混合状態を置きます。
カモの美味い油分が川下に流れていきます。
食べる間際の段階で、これらの野菜類を投入します。熱が通って油にまみれると美味しくなるヤツですね。
一応完成形。
食べる一番美味しい段階で映えないのが韓国料理(笑)
ともあれ、ものすごく美味ですね!
これだけでも軽く塩コショウ味が付いています。
おかず(パンチャン)類は、こちらのお店では最初からセルフで取りに行く方式です。
ここに写っている倍くらいの種類が有りました。すごい!
韓国では、焼肉!というと、肉がおまけで付いている大サラダ大会なんじゃないかと思われるほど、野菜がたっぷりと摂取できます。
カラダが調子よくなるわけですよね。
店名:モクチョンテジクッパ沙上(ササン)店(목촌돼지국밥 사상점 木村?豚クッパプ) 地図リンク
今日の風景
電気・水素バス
こちらはEVバス。走る大型スマホ、ですかね。
釜山市内を通る市内バスの多く(肌感では6割位)がEVまたは燃料電池バスです。音が静かなのはもちろん、排ガス無し、または水蒸気です。
世界環境にどれだけのインパクトを及ぼすかは要調査ですが、少なくともこれだけバスを多用する韓国の大都市の市民の足が電化するのは良いムーブメントだと感じます。
乗り心地も良いし、加速性能もいいので運転手さんの労働環境改善にもなりますね。
こちらは燃料電池バス。水素を原料とした発電機=燃料電池が搭載されているEVです。
市場の様子
なかなか豪快な豚足の売り方です。
豚カルビ80円/100gって安!牛プルコギの肉は150円/100g。
いちごの季節です。
これはいちごでなく、ホヤですね。
バイク洗車
なかなか豪快な洗い方やります。
テソン本社
焼酎で有名なテソン(대선 大鮮)酒造の本館を訪問しました。釜山のキョデ(教大)駅近くのこの施設の見学は受け付けておらず、本日は撤退。
ウォシュレット
ウォシュレットは商標なので洗浄機能付き便座と言うべきかもですが、韓国ではまだまだ一般的と言えない状況です(実経験上)。
さらに、英語で書いてくれてるのは珍しいですね。
機能は日本製がダントツで一番だと感じます。
ヤバめのスイッチ
泊まったホテルの照明スイッチ。
調子よく左からポンポンポンと、小気味よくオンにして最後を押すと警報ボタン笑。
釜山-金海軽電鉄
釜山-金海軽電鉄(부산-김해 경전철 プサンキメ・キョンジョンチョル)
2011年に開業した、21駅22.6kmにわたる無人運転で運行される鉄道。釜山の空の出入り口、金海空港も通るため利用者も多いです。
全線高架での運行はモノレールやゆりかもめと似てますが、こちらは普通の鉄道の一種ですね。最高運行速度は70km/hなので、結構速い。
沙上(ササン)駅近くのイルミネーションです。
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